世界遺産を登録するためには、世界遺産条約が必須なのですが、その登録作業については常に見直しているのです。
今回は世界遺産条約履行のための作業指針を世界遺産マニアが分かりやすく解説。これを読めば、作業方針について具体的に理解できること間違いなし!
目次
世界遺産条約履行のための作業指針とは?
作業方針とは、世界遺産リスト作成時の「顕著な普遍的価値」の定義はもちろん、登録基準や真性性、完全性の定義などが中心に示されています。そして、世界遺産リストへの申請や登録、スケジュールの管理などの実務的なものから、世界遺産のエンブレムの使用規定まで、かなり細かいところまで指示されているのが特徴。
1977年の第1回世界遺産委員会で採択された作業指針は、約4年の周期で改定されていて、常に更新。これにより、登録基準が改定されたりすることもありますが、世界遺産の価値を高めるために必須なものなのです。
世界遺産マニアの結論と感想
作業方針を見直すということは、世界遺産の見直しするということ。時代とともに「世界遺産」の登録までの概念を見直すということは、恒久的に遺跡の価値が続くような仕組みになっているのかもしれませんね。
※写真はイメージです
※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。