ピース | 570 |
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組み立て時間 | 2時間程度 |
難易度 | ★★★☆☆ |
ロンドンのシンボルといえば、テムズ川沿いに佇む時計台「ビッグ・ベン」。ゴシック・リバイバル様式の豪華絢爛な建造物は、周囲のどこから眺めても美しいという傑作でもあります。
そんな世界遺産であるビッグ・ベンをお家でミニチュアとして楽しめるのが、カワダさんの「ナノブロック 」。というわけで、世界遺産ビルダーが制作過程とこだわりポイントをマニアックにレビューしていきましょう。
「ナノブロック ビッグ・ベン NBH_193」とは?
ナノブロック(正式名称nanoblock®)は、2008年に日本で生まれた「超ミニサイズブロック」。 最小部品は4×4×5mmの極小サイズで、手のひらサイズで楽しめるブロック玩具です。
そして、「ナノブロック ビッグ・ベン NBH_193」は、時計台だけでなく、イギリスの国会議事堂である「ウェストミンスター宮殿」の一部がついてくるという豪華なセット。しかも、ロンドンバスやタクシーなど、ビッグ・ベンを含めたロンドンの街並みまで再現できるんですよ!
開封!やはり、建物のはちみつ色のパーツが多い…
ビッグ・ベンだけに、全体的に国会議事堂のテーマカラーであるはちみつ色のパーツが多いですね。テムズ川沿いに位置しているので、川をイメージする水色の部分もあって、結構バラエティ豊富。しかも、バスやタクシー、船のパーツまであって作りごたえがありそうですね。
土台はテムズ川と陸地部分が分かれている
さぁ、早速作っていきましょう。まずは、水色の土台に緑をのせて陸地を作っていきます。そして、手前の幹線道路とウェストミンスター橋も加えていきましょう。…なんだかこれだけ見ると、シムシティーのような感じもしますが、ナノブロックには道路付きのセットはあまりないので新鮮ですね。
川には水上バス(リバーバス)も浮かんでいて、テムズ川らしさを再現!それが終わったら、ウェストミンスター宮殿のビッグ・ベン側の土台も作りましょう。
ウェストミンスター宮殿の造りは思ったよりも精巧!
国会議事堂では本堂よりもビッグ・ベンのほうが有名ですが、これはもともとは19世紀に再建された宮殿に付随した時計台であり、メインはあくまでも宮殿部分ですから!
とはいえ、ビッグ・ベンに目が行きがちですが、窓ガラスが続くゴシック調の建造物の再現度はしっかりとしていて、マニア心をくすぐりますね。
さすがに時計台のディティールは素晴らしい!
ビッグ・ベンといえば、4つの時計の尖った尖塔がシンボル。高さは96.3mなのですが、61mまではレンガ造りで、残りは鋳鉄の尖塔となっています。
まぁ、階数でいえば11階建てなのですが、外観からはあまりわからないですよね。そして、モデルの時計の針はなぜか10時10分を示しているのですが、これはシールで再現。尖塔部分はかなりのこだわりがあって、二重構造まで再現しているので、ここは作っていて楽しいところ。
完成!ロンドンの街らしく、ロンドンバスやタクシーまでセットに
最後にロンドンの名物である2階建ての赤いバス(ダブルデッカー)、そして、黒いタクシー(ブラック・キャブ)を加えていけば完成!
いやー、建築物を忠実に再現するのがナノブロックの良いところなのですが、なんだか車や船があるだけで急激に「躍動感」が溢れますね…。人の匂いといおうか、街は人がいるから成り立っているということが分かるような。
世界遺産ビルダーの感想:ビッグ・ベン周辺のにぎやかな感じがグッド!
ビッグ・ベンのディティールは言うまでもないですが、世界遺産好きとしては、意外にもウェストミンスター宮殿の造りが割と忠実に再現されていたので、そこはなかなか押しポイントです。しかし、なんといってもバス、タクシー、水上バスまで加わったセットはなかなかないので、にぎやかな雰囲気になっているのが特徴。忙しないロンドンの街の様子が眼の前に浮かぶようで、いろんな角度から眺めるのが楽しいですね!
※こちらの内容は、世界遺産ビルダーが実際に商品を購入し、制作した際に感じた「個人的な感想」です。商品はメーカー側の都合で販売修了する場合もあるのでご了承下さい。