沖縄・那覇市の地域のパン店「いまいパン」が「琉球世界遺産スイーツ」シリーズで、沖縄の世界文化遺産・園比屋武御嶽石門をモチーフにした焼き菓子「園比屋武(そのひゃん) 御廻餅(うまーいぺい)」を開発&近日発売予定。
「園比屋武御廻餅」は、既存商品の「識名園 浪漫餅(るうまんぺい)」「首里城 嘉例餅(かりーぺい)」に続き、「いまいパン」の近所にある老舗の煎餅店の塩せんべいをベースに、フランスの焼き菓子である「フロランタン」風に仕上げた焼き菓子です。
「いまいパン」について

フランス修業時代に出会った夫婦で運営。奥さんの地元・沖縄で2012年「ブーランジェリーパティスリー いまいパン」という店名で開業し、フランスの製法をベースにしながら、地元で収穫されたオーガニックの小麦や卵、老舗豆腐店の豆乳、旬な野菜やフルーツなど素材選びにも力を入れ、小さなお子様からご年配の方まで、お気に入りが見つかるようにと、小さな店内ですが菓子パン、調理パン、酵母パン、さまざまな種類のパンが80種類以上並んでいます。
地元素材を使った焼き菓子は、パティシエール修業の地・フランスと沖縄のチャンプルー。フランスやハンガリー、東京などで修業したパティシエールがつくる特別なスイーツは、ちょっとしたご褒美、おもたせのほか、誕生日やクリスマスなどのイベントにもおすすめ。
「園比屋武御廻餅」とは?



「琉球世界遺産スイーツ」シリーズとして、那覇市・首里城公園内になる世界文化遺産・園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)をモチーフに企画されました。「識名園 浪漫餅」はココナッツとアーモンド味、「首里城 嘉例餅」はカレー味、今回の「園比屋武 御廻餅」はごまとトリュフに島こしょうを絡めた一品。「園比屋武 御廻餅」も、「いまいパン」のコンセプトである沖縄の食材と、パティシエール・今井あいこさんがフランスで修得した伝統的な菓子づくりの技が調和した一品です。
パッケージのイラストは、「識名園 浪漫餅」と「首里城 嘉例餅」も担当した南城市・久高島在住の画家・山崎紀和さんに依頼。丁寧に描かれた石門の前には琉球国王と聞得大君(きこえのおおきみ)が立ち、国王の手には味付けで使用された“トリュフ”も表現しています。



また、「御廻餅(うまーいぺい)」のネーミングは、琉球王朝時代に行われていた、琉球の創造神・アマミキヨがニライカナイから渡来して住みついたと伝えられる霊地を巡拝する行事「東御廻り(あがりうまーい)」が由来。首里城を中心として、太陽が昇る東方(あがりかた)、または東四間切(あがりゆまじり)といわれ、太陽神信仰と密接な地域であった玉城、知念、佐敷、大里に点在する聖地をまわる巡礼を称したもので、起点が園比屋武御嶽石門だったことから、東御廻りの「うまーい」とおいしい味を表す「うまい」を掛け合わせています。
「首里城公園内にあるのに、園比屋武御嶽石門は世界文化遺産としてあまり知られていない。お菓子を食べることによって園比屋武御嶽石門を知ってもらうきっかけになってほしい」との願いを込めて作られた「園比屋武うまーいぺい」。沖縄の旅の思い出や、県外の方への心尽くしとしてご利用ください。
【商品概要】「園比屋武 御廻餅(うまーいぺい)」
●価格/1,840円(税込)
●サイズ/縦14cm 横27.8cm 幅4.5cm
●内容量/5個入