奈良県奈良市の平城宮跡では、夏の風物詩「ツバメのねぐら入り」がいよいよピークに入りました。7月中旬ごろから飛来数が増え、今後8月中旬までをピークに多くのツバメが見られると予測していますよ。このタイミングで奈良を訪れたら、ぜひ一度訪れてみてくださいね!
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平城宮跡歴史公園について
平城宮跡歴史公園は、奈良市内に広がる特別史跡平城宮跡を計画地とした国営公園です。710年に藤原京より遷都された平城京の中心であった「平城宮(へいじょうきゅう)」の宮跡で、1998年には「古都奈良の文化財」の構成資産の1つとして、世界遺産に登録されました。東西1.3km、南北1kmの広大な敷地に第一次大極殿、朱雀門などが復原されています。2018年には「朱雀門ひろば」「平城宮いざない館」などがオープンし、平城宮跡歴史公園となりました。
ツバメのねぐら入りとは?
ツバメは、春から夏にかけて民家の軒下などに巣をつくり、子育てをしますが、子育てが終わるとヨシが茂る河川敷や湿地などの「ねぐら」に集まり夜を過ごす習性があります。なかでも毎年7月~8月の日没後6万羽が集まる平城宮跡歴史公園内のねぐらは日本最大級とされるもの!