世界遺産・白川郷の100年の悲願が実現!白川村と渡辺酒造店による酒蔵づくりプロジェクト『白川村の蔵』が始動

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白川村と有限会社渡辺酒造店は、地域発展型の酒蔵づくりプロジェクト『白川村の蔵』を始動。『白川村の蔵』は、2026年の完成・稼働開始予定を目指し、地元の自然と文化を生かした新たな酒造りを通じて、官民連携による地域創生を目指します。

また、酒蔵の建設に向けたクラウドファンディング型ふるさと納税の支援募集を開始。このプロジェクトは、村民の誇りを次世代に繋げる壮大な取り組みとなっています。

目次

世界遺産白川郷の100年の悲願である酒蔵を、村の経済と文化を支える新たな拠点へ

提供:岐阜県白川村

『白川村の蔵』は、酒造りだけでなく、工場見学としても機能し、地元の美味しい水や米を活用した、日本酒の製造を通じて、地域の誇りとなる酒造りを目指し、村の経済と文化を支える新たな拠点となることが期待されています。酒蔵の建設予定地は、今は廃校になってしまった小学校。村民の懐かしの場所を利活用し、地域に根差し、地域に溶け込む施設を作り、再生させます。

白川郷の、景色が浮かぶ酒造り

提供:岐阜県白川村

白川村は、世界遺産に登録された合掌集落と雄大な自然が広がる美しい村。世界中の人々がこの景色を楽しみに訪れる背景には、村に長く息づく『結(ゆい)』の精神、すなわち助け合いの心があります。厳しい冬には数メートルもの積雪があり、周囲を山に囲まれた環境の中でも、村人たちは相互扶助の精神で助け合いながら、この風景を守り続けてきました。

さらに、白川村には『どぶろく祭』という、住民全員で酒を造り、共に飲む伝統的なお祭りがあります。白川村は、「1300年以上前から日本酒が暮らしに寄り添ってきた」という、稀有な酒文化を持つ村です。しかし、民間の酒蔵は100年前に姿を消し、それ以降、村のお酒は村外からの調達を余儀なくされていました。

そこで、もう一度、白川村で村民が誇れる酒を。数少ない一次産業である米と水、そしてこの村の寒冷な環境を活かせばきっと、素晴らしい酒が造れるはず。白川村の資源をフルに活かした、ここにしかない酒を。そんな想いを『白川郷の、景色が浮かぶ酒造り』というコンセプトに込めて、新たな挑戦に取り組むことを決意しました。

持続可能な地域経済のモデルとして、雇用創出や観光産業の発展にも寄与

提供:岐阜県白川村

白川村はかつて、1万人近くの住民が暮らしていましたが、現在では人口が1,500人を下回り、深刻な過疎化が進んでいます。そんな中、村民が大切に守ってきた景色や文化を次世代に繋ぐため、村長の成原 茂と岐阜県最大級の酒蔵である渡辺酒造店の代表取締役社長 渡邉 久憲が中心となり、村全体のプロジェクトとして「白川村に日本酒の蔵をつくる」という壮大な挑戦が始まりました。村民の誇りである「結(ゆい)」の精神に基づき、地域共生を目指した新しい産業の創出を進めていくとのこと。

『白川村の蔵』は、白川村の米作りを基盤にし、渡辺酒造店との協力のもと、酒造りを通じて地域の魅力を発信。プロジェクトでは、村内の農業を活性化させるため、白川村で採れた酒米・山田錦を「日本最高値」で買い取ることを確約しています。さらに、地域内の循環を作り出すと共に、酒粕を地元で飼育されるブランド豚の餌として利用する予定。これにより、酒蔵は持続可能な地域経済のモデルとなり、雇用創出や観光産業の発展にも寄与します。

クラウドファンディング型ふるさと納税でも飲むことが可能!

提供:岐阜県白川村

『白川村の蔵』プロジェクトは、地域の未来を支えるための壮大な取り組みです。白川村のふるさと納税では、クラウドファンディング限定酒「COMING SOON」や、渡辺酒造店の人気商品・特別商品を含む様々なリターンを用意。支援者の方々には、『返礼品の半分は笑顔をお届け』コースや、地域還元を重視した特別なコースを選択可能です。また、お酒が苦手な方にも配慮し、白川村の全返礼品から選べるカタログコースも用意しているので、メニューも豊富ですよ。

白川村と渡辺酒造店による酒蔵づくりプロジェクトでは、村の持続可能な未来を築き、村民の誇りとなる酒蔵の建設を目指しています。ふるさと納税も利用できるので、世界遺産の日本酒を飲んでみたいという人におすすめ!

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