アイルランドは、北大西洋に浮かぶアイルランド島の大部分を占める国家。古くからケルトの文化が残る地で、旧石器時代から人々が暮らしていました。そんなアイルランドには世界遺産がいくつあるでしょうか?
ここでは、アイルランドの世界遺産を世界遺産マニアが一覧にして分かりやすく解説。それぞれの遺産を簡潔に解説していきましょう。
※ここではアイルランド共和国内で登録されている世界遺産の解説であり、イギリスを構成する北アイルランドはリストに加えていません。
ブルー・ナ・ボーニャ-ボイン渓谷の遺跡群
首都ダブリンから北へ約40kmにあるボイン渓谷。ここにはニューグレンジ、ノウス、ダウスといった3つの大型石室墓があり、さらに40もの羨道墳(天井が低く狭い通路の墓)を持つ、アイルランド最大級の先史時代の遺跡。
これらは紀元前3000年頃の新石器時代に建造された古墳で、まだまだ謎に満ちているもの。
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シュケリッグ・ヴィヒル(スケリッグ・マイケル)
アイルランド南西部・ケリー県の半島から西へ約12kmの位置にある孤島。島には2つの大きな岩山があり、南西にあるものは標高218m。具体的にいつころからこの地が神聖な場所として崇められていたかは不明ですが、少なくとも10〜11世紀には大天使である聖ミカエルを祀る修道院になっていたと考えられています。
孤島には今でも小さな建造物が残り、神聖な場所として崇拝されています。また映画『スター・ウォーズ』のロケ地に使われていることでも有名。
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世界遺産マニアの結論と感想
アイルランド共和国としての世界遺産は、文化遺産の2つのみですが、2つともなかなか個性的でヨーロッパの歴史を感じさせる遺産でもあります。現在は2つのみですが、暫定リストには8つの遺産を掲載しているので、これからもっと増えていくかもしれませんね!
※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。