セーシェルはインド洋に浮かぶ115の島々から構成される島国。現在はリゾート地として有名ではありますが、はるか過去に絶海の孤島となったために、島には独自に進化した固有種が見られます。そんなセーシェルには世界遺産はいくつあるでしょうか?
ここでは、セーシェルの世界遺産を世界遺産マニアが一覧にして分かりやすく解説。それぞれの遺産を簡潔に解説していきましょう。
アルダブラ環礁
セーシェル北西のアルダブラ群島にある350kmの大きな環礁こそがアルダブラ環礁。アフリカ大陸から約640kmも離れている上に、人が住み始めたのは18世紀からということもあり、手つかずの状態で残されています。
アルダブラ環礁は世界でも2番目に大きな環礁として知られており、絶海の孤島にあるため、独自の進化を遂げた生物も多く、ゾウガメの世界最大の生息地としても有名。
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ヴァレ・ド・メ自然保護区
プララン島はセーシェルでも2番目に大きな島。ここは花崗岩の島となっていて、島の中央部にあるヴァレ・ド・メ(5月の谷)があります。島は5月に購入されたことから、そのような名前が付けられました。
ここには世界最大の実をつける「フタコブヤシ」の木を保護する自然保護区があります。フタコブヤシは最初の花が咲くまで約25年間もかかり、それから長い年月をかけ、実は直径約55cm、重さ20kgまで成長するというもの。
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世界遺産マニアの結論と感想
セーシェルの世界遺産としては自然遺産2件。アルダブラ環礁とヴァレ・ド・メ渓谷自然保護区は、セーシェルという島の特徴をよく示す遺産で、他のエリアにない独自の固有種が見られるという点で貴重なもの。ぜひディープに楽しんでくださいね!
※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。