カナダの絶景が楽しめる世界遺産はここ!自然遺産をそれぞれを一覧にして世界遺産マニアが解説

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カナダの絶景というと、山と湖の壮大な景観が続くカナディアン・ロッキーのイメージがありますね。カナダの遺産は美しくはあるのですが、その中でも「絶景」が満喫できる遺産はどんなものでしょうか?

ここでは、絶景が楽しめるカナダの世界遺産を世界遺産マニアが一覧にして分かりやすく解説。それぞれの遺産を簡潔に解説していきましょう。

目次

ケベック歴史地区

ケベック歴史地区
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カナダ東部のケベック州の州都ケベック・シティーは、17世紀に設立された北米で唯一残る城塞都市。旧市街は城塞都市としての名残を今も残していて、シャトー・フロンテナック(ホテル)や教会などがあるアッパー・タウンは行政の中心で、下町的雰囲気の残るロウワー・タウンは商業や海軍施設が残っています。

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カナディアン・ロッキー山脈自然公園群

カナディアン・ロッキー山脈自然公園群
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カナダ西部のアルバータ州とブリティッシュコロンビア州にまたがる広大な7つの公園から構成されるもので、北アメリカ西部を南北に貫くロッキー山脈のうちカナダ部分にある2万3000平方kmが登録されています。ここは美しい氷河湖や滝、渓谷など絶景が多く並ぶというのが特徴。

ここで発見されたバージェス頁岩という地層にはカンブリア紀の古代生物の化石も多く発見され、生物史において大変貴重なもの。

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州立恐竜公園(ダイナソール州立公園)

州立恐竜公園(ダイナソール州立公園)
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カナダ西部のアルバータ州のカルガリーから東へ車で約2時間。バッドランドと呼ばれる荒れ果てた地にある公園。ここには45種類以上の恐竜の化石が発掘され、世界最大級の恐竜の化石層があることから有名です。

ここは氷河や川の侵食によって大地が削られため、キノコのような形をした「フードゥー」と呼ばれる土柱など、独特の景観が広がっています。

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グロス・モーン国立公園

グロス・モーン国立公園
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ニューファンドランド島の西端に位置する1805平方kmもの広大な国立公園で、名前は標高806mのグロス・モーン山(フランス語で「孤立した大きな山」)から由来しています。ここはプレートテクトニクス(大陸間のプレートが移動すること)が見られる世界でも珍しい場所。

巨大なテーブルマウンテンが並ぶエリアが広がっていて、これは地球のマントルが地表に表れて形成されたもの。さらに氷河によってフィヨルドが形成され、崖や湖、滝など、迫力のある景観が続いています。

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ウォータートン・グレイシャー国際平和自然公園(アメリカと共同)

ウォータートン・グレイシャー国際平和自然公園(アメリカと共同)
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北アメリカ大陸西部を貫くロッキー山脈の中でもほぼ中央にあたる地域にあるウォータートン・グレイシャー国際平和自然公園。ここは1932年にカナダのアルバータ州のウォータートン・レイク国立公園とアメリカのモンタナ州のグレーシャー国立公園が、世界初の国際平和公園法で成立したもの。総面積は4576平方kmにも及び広大な公園となっています。

ここは3000m級のロッキー山脈のほぼ真ん中にあり、氷河で削られた地形や700もの氷河湖で構成され、1億5000年前の藍藻類の化石も見られます。

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ライティング=オン=ストーン/アイシナイピ

ライティング=オン=ストーン/アイシナイピ
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カナダの南西部のアルバータ州にあり、アメリカの国境近くに位置するライティング=オン=ストーン公園。ここは西のロッキー山脈と東の中央平原(プレーリー)の間にあるグレートプレーンズに位置し、ミルク川の渓谷沿いにフードゥーズと呼ばれる円錐状の岩が並び、砂岩の壁に描かれたロックアートが続くという文化的景観が広がっています。

ロックアートは聖なる存在からのメッセージとして、紀元前4500〜3500年ころ描かれ始め、これは20世紀に至るまで描かれ続けたもの。

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アンティコスティ

アンティコスティ
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カナダ東部のセントローレンス湾にあるアンティスコティ島は、9289平方kmの細長い島で、行政単位としてはケベック州に属しています。

島には石灰岩が露出した部分があり、これは厚さが約1kmもの連続した堆積物で。ここで発見される化石は、顕生代(カンブリア紀以降)で初めて発生した大量絶滅を記録したもので、その時代の研究をするのに最も優れた資料でもあります。

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世界遺産マニアの結論と感想

カナダの世界遺産はどれも貴重な遺産ばかりですが、その中でも世界でも滅多に見られない絶景をピックアップ。しかし、これはほんの一部…。まだまだ絶景は続くので、ぜひ自分のお気に入りの遺産を探してみてくださいね!

※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。

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この記事を書いた人

世界遺産一筋20年以上!遺跡を求めて世界を縦横無尽で駆け抜ける、生粋の世界遺産マニアです。そんな「世界遺産マニア」が運営するこちらのサイトは1200以上もある遺産の徹底紹介からおもしろネタまで語り尽くすサイト。世界遺産検定マイスター認定済。

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