キューバの世界遺産の数はいくつある?それぞれを一覧にして世界遺産マニアが解説

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キューバはカリブ海でも最も西側にある島国。1959年のキューバ革命以降は社会主義国となるも、昨今はアメリカとの関係は良好になりつつあります。首都ハバナは世界遺産に登録されていて、レトロな街並みが残ることで有名ですが、他にはどんな遺産があるでしょうか?

ここでは、キューバの世界遺産を世界遺産マニアが一覧にして分かりやすく解説。それぞれの遺産を簡潔に解説していきましょう。

目次

ハバナ旧市街とその要塞群

ハバナ旧市街とその要塞群/キューバの世界遺産
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首都ハバナは、かつてアメリカ大陸の砂糖やタバコ、奴隷交易の中心地でもありました。街には17世紀に造船所が作られるようになると、18〜19世紀ころに最盛期を迎えます。

旧市街にはバロック様式と新古典主義様式の美しい建築物が並んでいます。そして、海賊から街を防衛するために4つもの要塞が建造されました。

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トリニダとロス・インヘニオス渓谷

トリニダとロス・インヘニオス渓谷/キューバの世界遺産
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トリニダはキューバ中央部にあるサンクティ・スピリトゥス州の小さな町。16世紀初頭に建設されたトリニダは砂糖産業で栄え、町の北東に位置するロス・インヘニオス渓谷(砂糖の渓谷という意味)では黒人奴隷たちによってサトウキビ栽培が行われていました。

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サンティアゴ・デ・クーバのサン・ペドロ・デ・ラ・ロカ城

サンティアゴ・デ・クーバのサン・ペドロ・デ・ラ・ロカ城/キューバの世界遺産
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キューバ東部の岩だらけの岬に築かれた石造りの要塞は、サンティアーゴ・デ・クーバの港を防衛するため、1590年にスペイン王・フェリペ2世によって建造が開始された城塞。

ここはイタリア出身の軍事専門建築家ジョヴァンニ・バッティスタ・アントネッリによって、ルネサンス様式の機能美と堅固さをあわせ持つ、新大陸におけるスペインの軍事建築の傑作でもあります。

ビニャーレス渓谷

ビニャーレス渓谷/キューバの世界遺産
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キューバ島の西端、オルガノス山脈にあるビニャーレス渓谷は、最大で高さ300mもあるドーム状の石灰岩の断崖「モゴーテ」がたくさん見られるカルスト地形。

葉たばこの栽培地として有名で、現在でも機械を使わず伝統的な農法で行われています。世界遺産としては農場や建築物など、キューバの文化の発展を示す文化的景観として評価されました。

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グランマ号上陸記念国立公園

グランマ号上陸記念国立公園/キューバの世界遺産
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グランマ号上陸記念国立公園は、キューバ南東部のグランマ州にある国立公園。「グランマ号」とは、キューバ革命を起こしたフィデル・カストロが亡命先のメキシコからこの地に船で上陸した時に乗っていた船からこの名が付けられました。

ここはカリブ海プレートと北アメリカプレートの境界にあり、崖や洞窟、峡谷など独特の地形が見られます。

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キューバ南東部のコーヒー農園発祥地の景観

キューバ南東部のコーヒー農園発祥地の景観/キューバの世界遺産
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世界遺産としては、キューバ南東部のサンティアーゴ・デ・クーバ州とグァンタナモ州にまたがっていて、合計で814.75平方kmにも及ぶ土地にキューバ初のコーヒー農園跡が171も点在しています。

ここには農園主の屋敷や農園跡地など、開拓時のコーヒー農園の景観が見られ、当時の先駆的な農業技術を現在に残しています。

アレハンドロ・デ・フンボルト国立公園

アレハンドロ・デ・フンボルト国立公園/キューバの世界遺産
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アレハンドロ・デ・フンボルト国立公園は、キューバの東部のオルギン州とグアンタナモ州にまたがる総面積約780平方kmにも渡る広大な公園。ここは海岸沿いに面したニペ・サグア・パラコア山地を中心に森林で覆われ、標高220mから1175mまでの高低差がある山岳地帯でもあります。

公園は氷河期にカリブ海一帯の生物の避難所となったために、固有種を含む貴重な生態系が今でも見られます。

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シエンフエーゴスの都市歴史地区

シエンフエーゴスの都市歴史地区/キューバの世界遺産
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シエンフエーゴス州の州都であり、ここは1819年にカリブ海沿岸に設立された港湾都市。スペインの領土でありながら、住民はフランスのボルドーやアメリカのフランス系の住民が多いルイジアナからの移民が中心でした。

サトウキビ、タバコ、コーヒーの取引きで大いに栄え、やがて町には新古典主義の優雅な建造物だけでなく、他の要素を加えたものが多く建造されていきました。19世紀に建造された宮殿や学校、司教館、邸宅などがあり、現在も当時の様子を残す建造物が多く残ります。

カマグエイ歴史地区

カマグエイ歴史地区/キューバの世界遺産
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カマグエイは、キューバ南東部にあるカマグエイ州の州都。ここは16世紀にスペイン人によって建造された植民都市で、牛の飼育と砂糖産業で発展。19世紀まで経済的中心地でもありました。

ここは他の新大陸の植民都市とは違って不規則な区画となっていて、新古典主義やアール・デコ、ネオ・コロニアルなど、中世以降のヨーロッパの建築様式が多く見られるのが特徴です。

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世界遺産マニアの結論と感想

キューバは文化遺産が7件、自然遺産が2件と合計で9件登録。首都ハバナを中心にスペインの植民都市が多く登録されていて、コロニアル様式の街並みが多く残っているのが特徴です。他にもコーヒーや葉たばこの農園なども文化的景観として、昔ながらの景観が残っているのもキューバの魅力!

※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。

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この記事を書いた人

世界遺産一筋20年以上!遺跡を求めて世界を縦横無尽で駆け抜ける、生粋の世界遺産マニアです。そんな「世界遺産マニア」が運営するこちらのサイトは1100以上もある遺産の徹底紹介からおもしろネタまで語り尽くすサイト。世界遺産検定一級取得済。

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