アルゼンチンの絶景が楽しめる世界遺産はここ!それぞれを一覧にして世界遺産マニアが解説

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アルゼンチンの絶景というと、ブラジルとの国境近くにあるイグアスの滝のイメージがありますね。アルゼンチンのの遺産は美しくはあるのですが、その中でも「絶景」が満喫できる遺産はどんなものでしょうか?

ここでは、絶景が楽しめるアルゼンチンの世界遺産を世界遺産マニアが一覧にして分かりやすく解説。それぞれの遺産を簡潔に解説していきましょう。

目次

イグアス国立公園(アルゼンチン側)

イグアス国立公園(アルゼンチン側)
画像素材:shutterstock

アルゼンチンとブラジルの国境に位置するイグアス川。ここには全体の幅が2700m以上、最大の高さは80mで世界最大の水量を誇る滝、イグアスの滝があることで有名です。

滝はほとんどがアルゼンチン領となっており、上流がアルゼンチン側で下流がブラジル側。それぞれ「イグアス国立公園」としていて、登録面積はブラジルのほうが広大です。最奥部にある「ガルガンタ・デル・ディアブロ(悪魔ののど笛)」と呼ばれる滝は、高さ80mで毎秒7000トンもの量が流れ落ちるというイグアスの滝の中で最も有名な場所。

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ロス・グラシアレス国立公園

ロス・グラシアレス国立公園
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パタゴニアは、アンデス山脈南部に位置する広大なエリアで、西側はチリ、東側はアルゼンチンで構成されています。ロス・グラシアレス国立公園は、アルゼンチンのサンタ・クルス州南西部にあり、チリの国境の近くにある公園。

3つの巨大な氷河が有名で、透明な氷によって青白く光り、独特の景観を持ちます。「ペリト・モレノ氷河」は夏になると展望台から先端部が崩落する姿を見られ、観光客も多く訪れる氷河でもあります。

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ピントゥーラス川のクエバ・デ・ラス・マノス

ピントゥーラス川のクエバ・デ・ラス・マノス
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アルゼンチン最南部のサンタ・クルス州。ピントゥーラス川沿いの渓谷には洞窟があり、ここでは紀元前1万1000年前から紀元700年まで岩絵が描かれました。

その中でも最も個性的なのがクエバ・デ・ラス・マノス(手の洞窟)。洞窟の深さは24mで高さは10mほど。ここはパタゴニアの先史狩猟採集社会のルーツだと考えられている場所。

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イスキグアラスト/タランパヤ自然公園群

イスキグアラスト/タランパヤ自然公園群
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アルゼンチン北東部に位置するイスキグアラスト州立公園とタランパヤ国立公園。ここは高さ200mにも達する赤い砂岩の断崖や奇岩などが続く景観で有名です。

そして、「イスキグアラスト累層」と呼ばれる三畳紀後期の地層が存在し、世界でも最古級の爬虫類が発見されていて、そして、原始的な恐竜であるエオラプトルの化石も発掘。

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ロス・アレルセス国立公園

ロス・アレルセス国立公園
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パタゴニア地方北部・アルゼンチン側のチュブ州に位置し、アンデス山脈内に広がる広大な公園。ここはチリの国境に面し、モレーンやカール(圏谷)、透き通った氷河湖、U字側の谷など、氷河作用によって形成された地形が点在しています。

ここには「アレルセ」と呼ばれる、絶滅危惧種のパタゴニアヒバが見られ、中には樹齢が2600年以上のものがあるほどに古くから存在するという点で貴重。

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世界遺産マニアの結論と感想

アルゼンチンの世界遺産はどれも貴重な遺産ばかりですが、その中でも世界でも滅多に見られない絶景をピックアップ。しかし、これはほんの一部…。まだまだ絶景は続くので、ぜひ自分のお気に入りの遺産を探してみてくださいね!

※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。

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この記事を書いた人

世界遺産一筋20年以上!遺跡を求めて世界を縦横無尽で駆け抜ける、生粋の世界遺産マニアです。そんな「世界遺産マニア」が運営するこちらのサイトは1200以上もある遺産の徹底紹介からおもしろネタまで語り尽くすサイト。世界遺産検定マイスター認定済。

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