バングラデシュの世界遺産「バゲルハットのモスク都市」とは?世界遺産マニアが解説

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登録区分文化遺産
登録基準(4)
登録年1985年

バングラデシュ南部にあるバゲルハットは、かつてはハリファタバードと呼ばれ、15世紀にトルコ系の将軍ハーン・ジャハーン・アリーによって設立された都市。ここは数多くのモスクが築かれ、独特の様式のモスクやタダルガー(霊廟)などが現在も50ほど残っています。

ここではバゲルハットのモスク都市がなぜ世界遺産なのか、世界遺産マニアが分かりやすく解説。これを読めば、バゲルハットのモスク都市について詳しくなること間違いなし!

目次

バゲルハットのモスク都市とは?

バゲルハットのモスク都市
画像素材:shutterstock

バゲルハットはバングラデシュ南部にあるクルナ管区に位置し、ここはガンジス川とブラパプトラ川の合流点である湿原に街が築かれ、かつてはハリファタバードと呼ばれた古代都市でした。15世紀になるとトルコ系の将軍ハーン・ジャハーン・アリーによって開拓され、イスラム都市が建造。多くのモスクが作られ、湿地帯であるために排水施設、貯水池、道路、橋などが点在する都市が築かれました。

ここは伝承になると、360のモスク、360の聖廟、360の池が存在していたとされますが、現在は50ほど現存。その中でもシャイト・ゴンブス・モスク(60のドームを持つモスク)は、屋根には60のドームがあり、イスラム建築様式とインド独自の建築様式を組み合わせたハーン・ジャハーン様式の傑作で、ベンガル地方のイスラム建築の発展が見られるもの。

バゲルハットのモスク都市はどんな理由で世界遺産に登録されているの?

シャイト・ゴンブス・モスク/バゲルハットのモスク都市
画像素材:shutterstock

バゲルハットのモスク都市が評価されたのが、以下の点。

登録基準(iv)
バゲルハットのモスク都市は、中世のイスラム都市の跡が残されていて、シャイト・ゴンブス・モスクなどベンガルにおいてイスラム建築の発展を示す重要な建築物が含まれているという点。

世界遺産マニアの結論と感想

バゲルハットは、かつて湿地帯で繁栄したイスラム都市で、この地で発展したベンガル独自のイスラム建築が多く残り、その傑作なども点在するという点で評価されています。

ちなみに、バングラデシュはもともとベンガル地方でもイスラム教徒が多い地域で、なんと一時期はパキスタンとともに分離独立して「東パキスタン」となった時期も。もちろん、すぐに独立したのですが。

※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。

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この記事を書いた人

世界遺産一筋20年以上!遺跡を求めて世界を縦横無尽で駆け抜ける、生粋の世界遺産マニアです。そんな「世界遺産マニア」が運営するこちらのサイトは1100以上もある遺産の徹底紹介からおもしろネタまで語り尽くすサイト。世界遺産検定一級取得済。

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