世界遺産センターの正式名称は「世界遺産委員会事務局」のこと。事務局ということで、世界遺産においてはどんな役割があるのでしょうか?
今回は世界遺産センターを世界遺産マニアが分かりやすく解説。これを読めば、世界遺産センターについて詳しくなること間違いなし!
世界遺産センター(世界遺産委員会事務局)とは?
世界遺産センターは、1992年に設立した組織で、1年に1回開催される世界遺産委員会の補佐をしています。つまり、各国の代表が集まる世界遺産委員会を影で支える方々ですね。
本部はパリのユネスコ内に常設。ユネスコ事務局長は、世界遺産センター局長を世界遺産委員会の秘書に任命しています。
世界遺産センターの役割を簡単にまとめると、
1、各国から世界遺産リストへの登録推薦書を受理し、登録して専門調査をそれぞれの機関に依頼すること
2、世界遺産条約締約国会議と世界遺委員会の開催・運営を行うこと
がメインではありますが、それ以外にもチェック機関として、世界遺産の裏方を支える役割でもあります。あと、世界遺産の広報活動も主な活動。
世界遺産マニアの結論と感想
1年に1回開催される世界遺産委員会を支えるのが、世界遺産センターです。ユネスコの機関といった印象が強いですね。
余談ですが、「世界遺産センター」と検索すると、山梨の富士山世界遺産センターや静岡富士山世界遺産センターなど、日本の世界遺産の展示館が出てきますが、ユネスコのとは直接的に関係はないので注意しましょう。
※写真はイメージです
※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。