ハノイはベトナムの首都。レトロな町並みで有名であまり世界遺産のイメージはないですが、実は世界遺産が1つだけあるんです!
ここでは、ハノイの世界遺産を世界遺産マニアが一覧にして分かりやすく解説。ハノイにある一つだけの遺産を簡潔に解説していきましょう。
目次
ハノイのタンロン皇城の中心区域

タンロン皇城は李朝の王宮的存在で、ハノイの中心部にあり、保存状態も良好なもの。11世紀に誕生した李朝は、南部にあったホアルーからタンロン(昇竜、現ハノイ)へと遷都しました。そして、初めて国号を「大越」として、中国から本格的に独立したのです。
ここは18世紀まで中国から独立を続け、南部のチャンパ王国の影響を受けつつ、大越国の中心なった場所として、建物からは東南アジア独自の文化が今でも見られます。
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ベトナムの世界遺産「ハノイのタンロン皇城の中心区域」とは?周囲の遺跡を含めて世界遺産マニアが解説 ベトナムの首都ハノイに残るタンロン皇城は、11世紀にハノイに開かれた李朝の居城で、7世紀に中国が紅河デルタの上に建造した要塞遺跡を利用したもの。ここは18世紀まで中国から独立を続け、南部のチャンパ王国の影響を受けつつ、大越国の中心として利用され続けた場所として、東南アジア独自の文化が今でも見られます。 ここではハノイのタンロン皇城の中心区域がなぜ世界遺産なのか、世界遺産マニアが分かりやすく解説。これを読めば、タンロン皇城の中心区域について詳しくなること間違なし!
世界遺産マニアの結論と感想
ハノイ市の世界遺産は、一つと言われると「え?」と思うかもですね。実際はタンロン皇城だけではありますが、周辺のハロン湾やチャンアンも世界遺産に登録されているので、それを踏まえて「世界遺産がいくつかある」という印象を与えています。…とはいえ、どれもアクセスが良いので現地のツアーだとこれらはセットで行くことになりますが。
※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。