ヘルシンキの世界遺産の数はいくつある?一覧にして世界遺産マニアが解説

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フィンランドの首都ヘルシンキは、湾に面していて優雅な建築物が並ぶ港湾都市。アートの街として有名で、日本でもお馴染みのブランドのお店も並びますが、世界遺産はいくつあるのでしょうか?

ここでは、ヘルシンキの世界遺産を世界遺産マニアが一覧にして分かりやすく解説。それぞれの遺産を簡潔に解説していきましょう。

目次

スオリンメンナ要塞

スオリンメンナ要塞/ヘルシンキの世界遺産
画像素材:shutterstock

1748年にロシアからの侵攻に備えるため、ヘルシンキ近海の群島に要塞を建設されました。これはフランスの要塞建築の名手、ヴォーバンの理論を用いた堅固な要塞はヘルシンキを防衛し続け、北ヨーロッパで最も大きな稜堡を持つ要塞としても有名です。

1917年にフィンランドが独立した後は、「スオミの城塞」という名のスオメンリンナの要塞に改称。スオミはフィン人の自称で、第2次世界大戦後は軍事要塞としては衰退し、1973年からは要塞は図書館、宴会場、ホテル、レストランなど民間の施設として開放されるようになりました。

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フィンランドの世界遺産「スオメンリンナの要塞」とは?島の要塞を含めて世界遺産マニアが解説 スオメンリンナの要塞は、18世紀後半、当時のスウェーデンがヘルシンキの港の手前にある島に建造した星型要塞。ヨーロッパの軍事建築としては非常に評価が高い要塞です。スオメンリンナは「スオミの城塞」という意味で、スオミはフィン人の自称。今でも島には世界でも最先端だった軍事要塞の名残が見られます。 ここでは、今回はスオメンリンナの要塞がなぜ世界遺産なのか、世界遺産マニアが分かりやすく解説。これを読めば、スオメンリンナの要塞について詳しくなること間違なし!

世界遺産マニアの結論と感想

ヘルシンキ市としての世界遺産はスオリンメンナ要塞の一つだけではありますが、ヘルシンキを含むウーシマー県内には2005年に登録された「シュトルーヴェの測地弧」の三角点もあるので、それらを含めと広義では二つになるかもしれません。どちらにせよ、2021年にはフィンランド出身のアーティストであるアルヴァ・アールトの建造物群が暫定リストに入ったので、もしかしたら今度増える可能性もありますよ。

※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。

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この記事を書いた人

世界遺産一筋20年以上!遺跡を求めて世界を縦横無尽で駆け抜ける、生粋の世界遺産マニアです。そんな「世界遺産マニア」が運営するこちらのサイトは1100以上もある遺産の徹底紹介からおもしろネタまで語り尽くすサイト。世界遺産検定一級取得済。

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