レソトは南アフリカ共和国に囲まれた内陸国で、全土がドラケンスバーグ山脈の山中にある立憲君主制国家。標高は1400m以上にも達していて、アフリカのスイスと呼ばれるほどに美しい山岳地帯が広がっています。そんなレソトには世界遺産はいくつあるでしょうか?
ここでは、レソトの世界遺産を世界遺産マニアが一覧にして分かりやすく解説。それぞれの遺産を簡潔に解説していきましょう。
マロティ=ドラケンスバーグ公園
マロティは、南アフリカとレソトの国境沿いに続くドランズバーグ山脈の一部を指し、南アフリカ側はウクハランバ・ドラケンスバーグ公園となっていて、レソト側はセサバテーベ国立公園となり、2箇所を合わせて世界遺産になっています。登録エリアは合計で240平方km以上も広がる緑の山岳地帯。
セサバテーベ国立公園には、標高2400m付近には草原地帯が広がり、100種類を超える鳥類が確認されています。特に生息数が減っているヒゲワシや絶滅危惧種のケープハゲワシなどが見られるエリアとして有名。
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世界遺産マニアの結論と感想
レソト単独で登録されている世界遺産はなく、南アフリカと共同の遺産「マロティ=ドラケンスバーグ公園」の1件のみ。とはいえ、現在は首都マセル近郊の文化遺産「タバ・ボシウ国定記念物」の登録を目指していて、いつかはレソト単独の世界遺産が登録されると良いですね!
※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。