アフリカ大陸東部にある内陸国・ウガンダは、平均標高1100mと東アフリカ高原に位置しています。山岳地帯やヴィクトリア湖など、豊かな自然が広がっていることから自然遺産もいっぱい!国内にはさまざまな遺産がありますが、世界遺産はいくつあるでしょうか?
ここでは、ウガンダの世界遺産を世界遺産マニアが一覧にして分かりやすく解説。それぞれの遺産を簡潔に解説していきましょう。
ブウィンディ原生国立公園
ウガンダの南西に位置する原生林の保護区で、コンゴ民主共和国との国境に接していて、世界遺産でもあるヴィルンガ国立公園の隣に位置しています。ここは平地や高地に熱帯林が広がっていて、160種以上の樹木が存在。東アフリカで最も多くの樹種を持つ生物多様性が見られるホットスポットでもあります。また固有の蝶が見られるのが特徴。
ここには絶滅の危機に瀕しているマウンテンゴリラの生息地として有名で、その他にも貴重な哺乳類が見られます。
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ルウェンゾリ山地国立公園
ウガンダ西部にあり、コンゴ民主共和国のヴィルンガ国立公園に面している公園。ここは赤道直下にありながら、標高5109mとアフリカでも3番目に高い山を持つ、氷河と雪に覆われた山岳地帯でもあります。総面積996平方kmのうち70%が標高2500m以上というほど。
ここは赤道直下にありながら、氷河や万年雪に覆われた美しい高山地帯で、絶滅危惧種も多く生息しています。
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カスビのブガンダ歴代国王の墓
首都カンパラの北西部にあるカスビの丘には、かつてこの地で栄えたブカンダ王国の王墓が並ぶ地です。ブカンダ王国は、13世紀からヴィクトリア湖北西部に住んでいたとされる農耕民族ガンダ族の王国。この丘の頂上には、ムテサ1世紀(1837〜1884年)によって1882年に王宮が建造されました。
この地に残る王墓は「ムジブ・アザーラ・ムパンガ」と呼ばれ、かつては王宮として利用されていたもので、4人の王をまつる墓は木材やワラ、アシ、漆喰などで作られていました。
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世界遺産マニアの結論と感想
ウガンダの世界遺産は、自然遺産2つと文化遺産1つと合計で3件。山岳国だけあってアフリカで三番目に高いルウェンゾリ山だけでなく、絶滅危惧種のマウンテンゴリラの生息地から独特な様式の王墓まで幅広いジャンルの遺産があるのが魅力です!ぜひディープに楽しんでくださいね。
※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。