インドのニューデリーで開催された第46回世界遺産委員会において、2024年7月26日に「マルケサス諸島」がユネスコ世界遺産に登録。マルケサス諸島の普遍的価値は、この島々で発展を遂げた人類による文化遺産と、保全された海洋および陸上生態系による自然遺産の両方にあるとされ、複合遺産に指定されました!
ゴーギャンが終の棲家に選んだ地は世界遺産
フランス領ポリネシアは5つの諸島からなり、そのうちの1つであるマルケサス諸島は、タヒチから北東へ1,500km、飛行機で約4時間の場所に位置する火山列島です。フランスの画家ポール・ゴーギャンが終の棲家に選んだ地でもあり、多くの伝説に語られる島々は、マルケサス語で「人間の土地」を意味するテ・ヘヌア・エナタと呼ばれています。
豊かな歴史と生物多様性で知られ、起伏に富んだ地形で、切り立つ岩山や激しく流れ落ちる滝、雄大な入り江が広がります。数百もの遺跡や木彫り、ダンス、音楽など、今もなお暮らしに息づくマルケサス民族の文化伝統も、人々を惹きつける魅力のひとつ。神秘に包まれたこの島々では、「すべてのものをつなぐ生命力と精神」を意味する「マナ」の精神を感じることができます。
「マルケサス諸島が世界複合遺産に登録されたことは、その類まれな文化遺産と自然遺産を世界的に知っていただく、またとない機会であり、タヒチの島々が包括的で持続可能な観光地であることを強化するものとなりました」
(タヒチ観光局 最高経営責任者 ジョン-マルク・モスランのコメント)
「マナ」の精神が詰まったマルケサス諸島は新たなる世界遺産!
タヒチの島々では常に「プライバシー」が自然な形で確保されており、リラクゼーションを促し、一緒に旅行をする方とのつながりを取り戻せるような、“マナ”の精神を感じられる空間をご提供します。“マナ”とは「すべてのものをつなぐ生命力と精神のこと」を意味する現地由来の言葉で、タヒチでは大切なものであると考えられています。タヒチ島から北東へ1,500km、独自の文化や自然が保たれた秘境の島々は、タヒチらしい新たなる世界遺産!