『ハリー・ポッター』といえば、イギリスにあるというホグワーツ魔術魔法学校を舞台に魔法使いのハリーが活躍するという小説。特に原作を映像化した映画は大ヒットシリーズで、ロケもイギリスの名所で多く撮影されました。
ここではハリー・ポッターのロケ地・撮影場所となった世界遺産を世界遺産マニアが一覧にして分かりやすく解説。ファンならぜひ訪れてほしい聖地をご紹介!
ダラム大聖堂/ホグワーツ魔法魔術学校
ダラムはイングランド北東部に位置し、スコットランドとの国境近くにある街。大聖堂は『ハリー・ポッター』シリーズのロケ地として何度か登場しており、聖堂内は魔法学校っぽさが全面に出ているので、ファンなら必ず訪れてほしいところ。
ここは第1作の『賢者の石』では、雪の中庭の場面で登場し、ハリーがペットのヘドウィグを腕から飛ばすシーンの背景でした。そして、第2作の『秘密の部屋』では、ロンが「なめくじゲップの呪い」をかけられた場所(少し分かりづらいかもですが…)。
ちなみに、聖堂内のチャプター・ハウスも『秘密の部屋』でマクゴナガル先生が授業を行ったシーンで使用されているのですが、こちらは一般公開されていません。
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ブレナム宮殿/過去のホグワーツ魔法魔術学校
ブレナム宮殿は、首都ロンドンから北西約90kmの位置にあるウッドストックに造られた広大な宮殿。ディズニー映画『シンデレラ』でもロケ地として使用されていました。
ちょっと意外なシーンで利用されたのですが、第6作の『不死鳥の騎士団』でハリーの父ジェームズが学生時代にスネイプ先生をいじめていたという回想シーンで登場。とはいえ、映画だと悪いイメージしかないですが、ジェームズはスネイプ先生のピンチの時にはきちんと助けに行ってはいるので、これはスネイプ先生の中の「ネガティブなジェームスの一面」だったと考えられるもの。
名シーンではないですが、物語においては大事なワンシーンなので、ファンならぜひ訪れてほしいところ。
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世界遺産マニアの結論と感想
映画版『ハリー・ポッター』のロケ地や撮影場所というと、ロンドンのキングスクロス駅の9と4分の3番線やレドンホールマーケット、オックスフォード大学などが有名ですが、世界遺産として登録されているロケ地は意外と少なくて2つだけ。世界遺産だけになかなか申請ができない…というのもあると思いますが、ちょっと寂しいところですね。
※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。