ガンビアの世界遺産の数はいくつある?それぞれを一覧にして世界遺産マニアが解説

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西アフリカ西岸に位置する小さな国家で、国土が隣国のセネガルに囲まれているという珍しい国家。国内にはガンビア川が流れていて、かつては内陸から奴隷や金を運ぶ交易地でもありました。下流にある世界遺産クンタ・キンテ島はアメリカでドラマになったほどに有名ですが、国内には世界遺産はいくつあるでしょうか?

ここでは、ガンビアの世界遺産を世界遺産マニアが一覧にして分かりやすく解説。それぞれの遺産を簡潔に解説していきましょう。

目次

クンタ・キンテ島(ジェームズ島)と関連遺跡群

クンタ・キンテ島(ジェームズ島)と関連遺跡群/ガンビアの世界遺産
画像素材:shutterstock

アフリカ西部を流れるガンビア川。その河口は、ヨーロッパの航海者がインドへの航路の中継地であり、ここからアフリカ内陸部へ向かうルートとして重要な場所でもありました。

河口に位置するクンタ・キンタ島はかつての奴隷貿易の重要拠点であり、ヨーロッパ人によって築かれた要塞跡が残っています。島の周囲にはバレン要塞やサン・ドミンゴの遺跡群など、奴隷貿易にまつわる遺構が現在でも点在。

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セネガンビアの環状列石(セネガルと共同)

セネガンビアの環状列石/ガンビアの世界遺産
画像素材:shutterstock

現在ではセネガルとガンビアとは異なる国ではありますが、この地域はかつてセネガンビアと呼ばれていました。ここは合計で93ものストーン・サークルがあり、これらは紀元前3世紀から紀元16世紀に建造されたもの。

ガンビア側の「ワッス」は11のストーン・サークルがあり、最も高い石柱があることで知られ、「ケルバチ」は二重のものを含めて9つのストーン・サークルが存在。

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世界遺産マニアの結論と感想

ガンビアの世界遺産としては1件だけではありますが、セネガンビアの環状列石を構成資産として数えると2箇所も登録されています。クンタ・キンテ島は有名ではあるものの、奴隷貿易の拠点であり、負の遺産として登録。それだけでなく、古くから存在する環状列石はガンビアにもあり、奥深い遺産があるのもガンビアの魅力でもあります!

※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。

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この記事を書いた人

世界遺産一筋20年以上!遺跡を求めて世界を縦横無尽で駆け抜ける、生粋の世界遺産マニアです。そんな「世界遺産マニア」が運営するこちらのサイトは1100以上もある遺産の徹底紹介からおもしろネタまで語り尽くすサイト。世界遺産検定一級取得済。

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