カナダの世界遺産「スカン・グアイ」とは?世界遺産マニアが解説

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登録区分文化遺産
登録基準(3)
登録年1981年

カナダ西部の太平洋に浮かぶハイダ・グワイ(旧クイーンシャーロット諸島)の最南端にあるアンソニー島には、先住民のハイダ族が古くから暮らしていた地。この島にはニンスティンツと呼ばれる村の跡が残り、ここには巨大なトーテムポームなど、ハイダ族の文化が現在でも見られます。

ここではスカン・グアイがなぜ世界遺産なのか、世界遺産マニアが分かりやすく解説。これを読めば、スカン・グアイについて詳しくなること間違いなし!

目次

スカン・グアイとは?

スカン・グアイ
画像素材:shutterstock

カナダ西部のブリティッシュコロンビア州に属するハイダ・グワイの島々でも最南端にあるアンソニー島は無人島となっています。この地では先住民であるハイダ属が5000年前から居住しており、アンソニー島は2000年以上前から彼らが住み始め、1880年になるまでこの地で暮らしていました。ハイダ族はヨーロッパから持ち込まれた病気によって激減し、この地は廃墟となってしまうのです。

島の北東部には、ニンスティンツと呼ばれる村の跡が存在。ここには家屋や貝塚、洞窟など、彼らの生活の跡が見られ、精霊や伝説の人物、動物などを表したトーテムポールが多く並び、これらは文字を持たなかった住民によって制作されたもの。この地は今でもハイダ族の文化が見られるという点で評価されています。

スカン・グアイはどんな理由で世界遺産に登録されているの?

スカン・グアイ
画像素材:shutterstock

スカン・グアイが評価されたのが、以下の点。

登録基準(iii)
スカン・グアイには、ハイダ族独自の文化を示す建築物が多く、ニンスティンツに残るトーテムポールは世界でも優れたものの一つであると点。

世界遺産マニアの結論と感想

かつてハイダ・グアイには、多くのハイダ族が暮らしていて、特にニンスティンツ村の跡は、彼らの廃屋だけでなく、ここに残るトーテムポールは世界でも優れたものであるという点で評価されています。

ちなみに、まるで現代アートのようなトーテムポールを作ったハイダ族は、子孫も手先が非常に器用で、世界的に有名な芸術家であるビル・リードはハイダ族の家屋やトーテムポールをデザインとして復活させ、独自の芸術様式を確立しています。

※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。

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この記事を書いた人

世界遺産一筋20年以上!遺跡を求めて世界を縦横無尽で駆け抜ける、生粋の世界遺産マニアです。そんな「世界遺産マニア」が運営するこちらのサイトは1100以上もある遺産の徹底紹介からおもしろネタまで語り尽くすサイト。世界遺産検定一級取得済。

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