カフラー王とはどんな人物?世界遺産マニアが解説

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カフラー王(在位:紀元前2558年頃〜紀元前2532年頃)はギザのピラミッドの中でも2番目に大きなピラミッドを築いた人物として有名。彼は古代ギリシャでは暴君とされていますが、カフラー王とはどういった人物だったのでしょうか?

今回はカフラー王がどんな人物だったかを世界遺産マニアが分かりやすく解説。これを読めば、カフラー王について具体的に理解できること間違いなし!

目次

カフラー王とはどんな人物?

カフラー王の彫像
画像素材:shutterstock

首都カイロ市の南西部にあるギザの台地には、第4王朝(紀元前2613年頃〜紀元前2498年頃)のファラオであるクフ王、カフラー王、メンカウラー王の三大ピラミッドがあり、カフラー王のピラミッドは中央に位置します。その中でもカフラー王の高さは136mで、クフ王の現在のピラミッドよりも3mほど低いもの。

カフラー王は、第4王朝2代目のクフ王の息子の一人。紀元前3世紀の歴史家であるマネトは彼は即位から66年間もエジプトを治めたとされますが、他の歴史家たちの記録は即位の年数のバラツキがあり、現在の考古学調査では24〜26年程度だったと予測されています。

古代ギリシャ世界では暴君であったとされますが、明確な証拠はなく、カフラーはクフ王の王妃であるメリタテス1世の息子であり、碑文でもそれが記されていることから正統な後継者としてその権力を引き継いだと考えられます。そして、河岸神殿で発見されたカフラー王像では、筋骨隆々の姿をした高さ118cmの坐像にも見られることから、彼自身はたくましい人物であった可能性も。

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カフラー王のピラミッド/エジプト

カフラー王のピラミッド
画像素材:shutterstock

現在の高さは約136mとなっていて、頂上付近には化粧石が一部残っているというのが他のピラミッドとの違い。内部はクフ王のピラミッドと比べて複雑な構造はなく、2つの通路と玄室があるのみ。

入口は高さ11.54mの位置にあるものと、地下から入るものの2つの入口があり、これはもともとの建設計画が途中から変更され、入口も変更されたという説もありますが、はっきりとはしていません。

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ギザのスフィンクス/エジプト

スフィンクスとカフラー王のピラミッド
画像素材:shutterstock

現在のナイル川はギザのピラミッドから大分離れていますが、当時は東側に位置する河岸神殿の近くまで水が流れていました。ここからピラミッドまでは参道があり、神殿の近くには、有名なスフィンクスがあります。スフィンクスは、カフラーのピラミッドの守護のために造られたとされるもの。

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世界遺産マニアの結論と感想

カフラー王のピラミッドや大スフィンクスを築いた人物であるにもかかわらず、彼の治世は謎に包まれています。しかし、それだけの財力を築いたという点で、クフ王と同様の財力を持っていると考えられるので、これからの研究に期待ですね。

※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。

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この記事を書いた人

世界遺産一筋20年以上!遺跡を求めて世界を縦横無尽で駆け抜ける、生粋の世界遺産マニアです。そんな「世界遺産マニア」が運営するこちらのサイトは1200以上もある遺産の徹底紹介からおもしろネタまで語り尽くすサイト。世界遺産検定マイスター認定済。

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