アフリカ南西部に位置するアンゴラは、内戦が長引いていたものの、アフリカでも有数の産油国。各エリアで気候が異なる広大な国で、かつてはコンゴ王国の中心地であり、現在のコンゴ共和国・民主共和国まで支配する広大な国でした。そんなアンゴラには、世界遺産はいくつあるでしょうか?
ここでは、アンゴラの世界遺産を世界遺産マニアが一覧にして分かりやすく解説。それぞれの遺産を簡潔に解説していきましょう。
ンバンザ=コンゴ、旧コンゴ王国の首都跡
ンバンザ=コンゴはアンゴラ北西部ザイーレ州の州都。ここはコンゴ民主共和国の国境近くにある標高570mの高原に位置し、かつては南アフリカ最大の国家の一つコンゴ王国(1395〜1914年)の首都でした。ここはコンゴ王国の支配者であるマニコンゴの拠点となり、王宮や宮殿、王族用の葬儀場、裁判所が築かれていきます。
15世紀にポルトガル人が到着した後は教会などのキリスト教の石造りの建物が置かれ、ここはサハラ以南のアフリカにおいてはどこよりも早くキリスト教を導入し、アフリカ中部の社会が変化したことが分かるという点で貴重。
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世界遺産マニアの結論と感想
アンゴラの世界遺産としては1件のみ。ンバンザ=コンゴは、コンゴ王国の首都だけあって、かつての栄光が見られる遺構が見られるのが魅力です!そして、現在は暫定リストとして、世界遺産候補も多く揃っているので、今後はさらに増えていくかもしれませんね。
※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。