石川県の県庁所在地である金沢市といえば、人気の観光地。第二次世界大戦の被害を受けていないということから、兼六園やひがし茶屋街など、かつての城下町の様子が残されているものの…世界遺産はあるでしょうか?
ここでは、金沢市の世界遺産はあるのか?世界遺産マニアが分かりやすく解説していきましょう。
金沢市に世界遺産は存在しない?
金沢市は石川県のほぼ中央に位置し、県庁所在地であり、人気の観光都市でもあります。武将の前田利家がこの地を治めるようになると、加賀藩の原型が形成され、後に江戸時代になると100万石の大名となったこともあり、その当時の城下町の名残は日本三名園の一つ「兼六園」や、芸姑などが多く集まった「ひがし茶屋街」などで見られます。
しかし、観光客には人気のあるスポットではありますが、どれも世界遺産としては登録されていません。これはなぜでしょうか?
実は世界遺産に登録させるには、世界遺産条約の締約国の政府が世界遺産センター(世界遺産委員会事務局)の協力を受けながら世界遺産候補である「暫定リスト」を作成する必要があるのです。つまり、暫定リストに掲載されていない遺産は、世界遺産に推薦することはできません。
そして、現在の日本の暫定リストには金沢市の遺産は記載されていないため…残念ながら世界遺産になる可能性は今のところ0%です。まずは、世界遺産になるほどの魅力的なスポットを、世界遺産にする理由を探す段階である限り、世界遺産は生まれないのです。
金沢市には世界遺産はないですが、近くには世界遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落」がある!
金沢市には世界遺産はないですが、市内からバスやツアーなどで日帰りで行けるのが、岐阜県の白川郷や富山県の五箇山の合掌造り集落。
岐阜県と富山県の県境の山間部に位置する3つの集落は、合掌造りと呼ばれる独自の家屋が並ぶ地。合掌造りの家屋は、10〜30人の大家族で暮らせるようになっていて、通気性の良い屋根で蚕を飼育することができ、床の下では蚕の糞や雑草、土を混ぜて分解させて塩硝を作ることができるという便利な構造です。
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世界遺産マニアの結論と感想
残念ながら金沢市には世界遺産がありません。しかし、岐阜県の白川郷や富山県の五箇山とへは日帰りでも行けるため、世界遺産巡りの拠点としては理想的な位置にあるので、世界遺産を求める人にもおすすめのエリアでもありますよ。
※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。