マニラといえば、インストラムロスのような旧市街のイメージもあって、世界遺産が多くありそうですが…実は登録されている遺産はたった一つだけ!
ここでは、マニラの世界遺産を世界遺産マニアが一覧にして分かりやすく解説。マニラにある一つだけの遺産を簡潔に解説していきましょう。
目次
サン・アグスチン教会/フィリピンのバロック様式教会群
フィリピン各地には16〜18世紀にスペイン人によって建造された独自の建築様式の教会が残っていて、地震や台風にも耐えられることから「地震のバロック」とも呼ばれています。インストラムロスの中央部にあるサン・アグスチン教会は「フィリピンのバロック様式教会群」の一つとして登録。
サン・アグスチン教会は1571年に着工とフィリピンで最も古い教会とされていて、当初は簡易的な建築物だったのですが、19世紀に要塞のような堅固な教会に改築されました。教会の内部には19世紀にイタリアの画家によって描かれた宗教画や中国風の装飾など、東西の文化が入り混じった造りになっています。
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世界遺産マニアの結論と感想
マニラのイントラムロスには、教会や修道院がたくさんあるので、どれも世界遺産級に見えるのですが…実際に登録されているのは、サン・アグスチン教会だけ。フィリピンの暫定リストにもマニラ関連はないので、しばらくはこれ一つだけでしょう。
※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。