ニュージーランドの世界遺産の数はいくつある?それぞれを一覧にして世界遺産マニアが解説

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ニュージーランドは、2つの大きな島と小さな島々で構成される島国で、大自然とユニークな動物で有名な国でもあります。そんなニュージーランドでは、どんな遺産が登録されているのでしょうか?

ここでは、ニュージーランドの世界遺産を世界遺産マニアが一覧にして分かりやすく解説。それぞれの遺産を簡潔に解説していきましょう。

目次

テ・ワヒポウナム-南西ニュージーランド

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ニュージーランド南島の南西の角に位置するテワヒポウナムは、原住民であるマオリの言葉で「グリーン・ストーン(翡翠)の産地」という場所。フィヨルドや高山など、地殻変動と氷河作用によって形成された独特の風景が広がります。

世界遺産としてはフィヨルドランド国立公園、アオラキ/マウント・クック国立公園、ウエストランド国立公園、マウント・アスパイアリング国立公園の4つの公園で構成され、合計で約2万6000kmもの広大な地域となっています。フィヨルドランド国立公園代表する景観を持つ「ミルフォード・サウンド」は標高1200m以上の断崖に囲まれたサウンド(入り江)で、雨が降ると断崖から流れ落ちる数千の滝が見られることで有名。

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ニュージーランドの世界遺産「テ・ワヒポウナム-南西ニュージーランド」とは?フィヨルドランド国立公園... ニュージーランド南島の南西部に位置するテ・ワヒポウナムというエリアには、フィヨルドや高山など、地殻変動と氷河作用によって形成された独特の風景が広がります。ここには飛べない鳥であるタカへや国鳥であるキウイなど、絶滅危惧種も多く生息。 ここでは、テ・ワヒポウナム-南西ニュージーランドがなぜ世界遺産なのか、世界遺産マニアが分かりやすく解説。これを読めば、テ・ワヒポウナムについて詳しくなること間違なし!

トンガリロ国立公園

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トンガリロ国立公園は、ニュージーランドの北島中央部にある、最高峰ルアペフ山(2797m)、ナウルエホ山(2291m)、トンガリオ山(1967m)の3つを中心とした公園。動植物も多く生息していて、ニュージーランドの国鳥「キーウィ」やオウムの仲間である「カカ」など固有種を含めて鳥類は60種も確認されています。

「トンガリロ」というのは、マオリ語で「冷たい南風」という意味で、探検家がこの山に登って、凍死寸前となり、その声を南風に向けて妹に届けたという伝説から由来しています。聖地として、マオリ族が生み出した文化的価値が1993年に認められ、現在は複合遺産として登録。

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ニュージーランドの世界遺産「トンガリロ国立公園」とは?その意味を含めて世界遺産マニアが解説 トンガリロ国立公園は、ニュージーランド北島にある国立公園。もともとは活火山と死火山、さまざまな生物などが生息することが評価され、自然遺産とされていました。しかし、トンガリロはマオリ族の聖地であり、文化的価値が高いエリア。1993年には「文化的景観」が認められ、複合遺産として拡大登録されました。 ここでは、トンガリロ国立公園がなぜ世界遺産なのか、世界遺産マニアが分かりやすく解説。これを読めば、トンガリロ国立公園について詳しくなること間違なし!

ニュージーランドの亜南極諸島

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ニュージーランド南東の南緯47度から53度の間にある、スネアズ諸島、バウンティ諸島、アンティポデス諸島、オークランド諸島、キャンベル島の5つの島々から構成。ここは南極からの寒流と太平洋からの暖流がぶつかり合い、プランクトンが多く発生します。

多くの魚類が集まってくることから、これらを狙った鳥類の繁殖地になっているのが特徴。オークランド諸島やスネアズ諸島、キャンベル島では絶滅危惧種のニュージーランドアシカの約95%以上がここで見られるということでも有名。

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ニュージーランドの世界遺産「ニュージーランドの亜南極諸島」とは?キャンベル島も含む?世界遺産マニ... ニュージーランドの南東部にある亜南極諸島は、キャンベル島を含めた5つのエリアで構成されていて、寒流と暖流が交流することから多くの魚類が集まる地。ここでは126種の鳥類が見られ、固有種も8種類も生息。絶滅危惧種のニュージーランドアシカのほとんどがここで見られることで有名です。 ここではニュージーランドの亜南極諸島がなぜ世界遺産なのか、世界遺産マニアが分かりやすく解説。これを読めば、亜南極諸島について詳しくなること間違なし!

世界遺産マニアの結論と感想

自然たっぷりのニュージーランドでは、実は世界遺産の数としては3つだけ登録。北島と南島に一つずつ登録されていて、南極に近い島々まで登録しているので、エリアそのものは広いですね。しかし、現実的に行けるのはトンガリロ国立公園とテ・ワヒポウナムだけではあるのですが、それぞれエリアが広いので、数の割にボリューム抜群というのが特徴です!

※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。

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この記事を書いた人

世界遺産一筋20年以上!遺跡を求めて世界を縦横無尽で駆け抜ける、生粋の世界遺産マニアです。そんな「世界遺産マニア」が運営するこちらのサイトは1100以上もある遺産の徹底紹介からおもしろネタまで語り尽くすサイト。世界遺産検定一級取得済。

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