カタールはアラビア半島の東に突き出たカタール半島に位置する首長国。ここは18世紀から半島内の部族によって交易が行われ、1940年代になると石油と天然ガスによる恩恵で経済大国となりました。そんなカタールには世界遺産はいくつあるでしょうか?
ここでは、カタールの世界遺産を世界遺産マニアが一覧にして分かりやすく解説。それぞれの遺産を簡潔に解説していきましょう。
目次
アル=ズバラの考古遺跡
ペルシャ湾沿岸の城壁に囲まれた港町であったアル=ズバラは、18世紀後半から19世紀初頭に交易で栄え、真珠産業の中心地でもありました。ここはクウェートの商人によって設立されたこともあって、特に真珠の輸出が多かった地。
宮殿やモスク、邸宅、漁師小屋などを含めた遺構が残り、これらはカタールが大国に挟まれながら独立国家として存続したことを示し、現在の湾岸諸国の誕生にも繋がっているという点でも貴重です。
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世界遺産マニアの結論と感想
カタールの世界遺産としては、1件だけではあるものの、まだ石油が発見される前のカタールの暮らしが見られるという点で、カタールらしい遺産。まだ審議前ではありますが、暫定リストに登録された自然保護区もあるので、もしかしたらまだ増えるかもしれませんよ!
※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。