2021年に世界自然遺産へと登録された鹿児島県・奄美大島にあるクラフトビール醸造所「奄美ブリュワリー」。奄美群島唯一のクラフトビール醸造所で、それぞれ奄美特有の自然や文化が織りなす素材、歴史を前面に押し出した商品を製造しています。
今までは島で飲むか、個人向けの販売しか行っていなかったのですが、提供する業務店専用クラフトビールB2BECサイトを使用し、2024年6月から島外事業者向けの樽、そして瓶のネット販売を開始する予定。なんと「ハブ」を原料に使用した「奄美ハブW-IPA」など、奄美のクラフトビールの事業者向け販売に先駆け、会員登録を募っています!
奄美諸島の魅力は?
鹿児島県の南部に位置する奄美群島。 奄美群島は、喜界島、奄美大島、加計呂麻島、与路島、請島、徳之島、沖永良部、与論島など大小の島々で構成され、奄美地方とも呼ばれます。その一部(奄美大島、徳之島)は、沖縄県北部とともに2021年7月に世界自然遺産に登録されました。
太古より中国大陸とくっついたり、離れたりしながら、奄美で独自に進化した希少な動植物が多く生息・生育する「生物多様性」が世界遺産の決め手となりました。アマミでしか見れない動植物が豊富で奄美の黒ウサギで有名ですね。
個性派ビールだらけ!「奄美ブリュワリー」がいよいよ島外で楽しめる
2022年7月に奄美大島に開業した「奄美ブリュワリー」は、これまで、島ばななや長命草、純黒糖、しょうが、海塩、シークニン、パイナップル、たんかん、すもも、マンゴー、ハブなど奄美の地元の素材、特産品を使用した「奄美ならでは」のクラフトビールをほぼ島内でのみ、販売してきましたが、今春に設備の増強を行ない、島外に向けて販売を開始します。
島内の販売で欠品などが発生、島外からの問い合わせにも対応ができない状態でしたが、増産が可能となり、奄美ハブW-IPAをはじめとしたオリジナルのクラフトビールの瓶商品および樽(10L、15L)の販売を2024年6月より順次販売を開始。販売に先駆け、会員登録を呼びかけています!
今後のスケジュール
まずは、専用サイトで会員登録をした後、販売開始前にメール送信でご案内するという流れ。6月より順次販売を開始する予定となっています。奄美ブリュワリーはこれからもクラフトビールを通じて、奄美の魅力を表現・発信するとのこと。これからは奄美以外の場所で、島の素材をふんだんに使ったビールを味わえるようになるので、楽しみにして待っていましょう!