いよいよ富士山も山開きのシーズンです。今年は入山管理されるということで話題になりましたよね。アジア最大級のオプショナルツアー予約サイトを運営する株式会社KKDAY JAPANと静岡県は、2024年6月10日(月)より、安全で快適な富士登山の実現をするため、2024年は富士登山シーズンに静岡県側の登山口(富士宮・御殿場・須走ルート)からの入山者を対象に、KKdayのチケットシステムを活用した入山管理の試行を開始します。
今年の夏に富士登山をするのなら忘れずに登録しておきましょう!
なぜ新たな入山管理システムが必要になったの?
2023年の富士登山者数は約22万1,000人とコロナ禍前の水準まで回復し、その人気は国内外に広がっています。しかし、夜間の弾丸登山や軽装登山による遭難や事故のリスク、ルール・マナー違反による自然環境への影響が深刻化。これに対応するため、静岡県では世界遺産・富士山を守り・伝え、安全で快適な富士登山の実現を目指し、デジタルを活用したより効率的な入山管理を試行することとなったのです。
富士の登山事前登録システムはこちらから!
今回は、世界中の現地体験を販売するKKdayが提供するチケット管理システムrezio(レジオ)を導入し、事前登録のオンライン化と電子チケット化を実現しました。登山者は、入山前にKKdayのサイトにて、登山計画の記入と富士登山のルール・マナーについて事前学習を行った後、指定されたチェックポイントで電子チケットを提示し、認証を受けることでスムーズに登山を開始できます。
■静岡県富士登山事前登録システムの詳細
登録開始日:2024年6月10日(月)
通行料:無料
対象者:2024年富士登山シーズン(7/10 〜 9/10)に富士宮、御殿場、須走ルートより登山する方
人数規制:なし
時間規制:16時以降、山小屋宿泊予約の有無を確認(予約がない者には登山自粛を要請)
対応言語:17言語 日/英/中(簡・繁)/韓/ベトナム/タイなど
※事前登録者にはオリジナル富士山デジタル壁紙を送付
富士山保全協力金、富士山寄付金のオンライン納付も開始
環境保全や登山者の安全対策を目的とした「富士山保全協力金」と「富士山寄付金」のオンライン納付もKKdayで開始。今後はデジタルを活用することで、入山管理のデジタルトランスフォーメーション(DX)が推進されていくことも予想されます。以前に比べて、富士登山の安全性もより高まっていくでしょう!