ニューヨークとえいば、アメリカ最大都市であり、世界でも最先端の文化が見られることでも有名です。マンハッタンなどは摩天楼が続くイメージで文化遺産や自然遺産のイメージはありませんが…世界遺産はあるのでしょうか?
ここでは、ニューヨークの世界遺産を世界遺産マニアが一覧にして分かりやすく解説。それぞれの遺産を簡潔に解説していきましょう。
自由の女神像
自由の女神像は、街の中心であるマンハッタン島の手前にある小さな島、リバティ島に築かれた全長93mもの巨像です。これはアメリカ独立100周年を迎えた1876年にフランスから贈られたもので、建設を提案したのは政治家であり、法学者のエドゥアール・ド・ラブライエ。
女神像の総重量は225tで、右手には純金で作られた炎を表した松明を持ち、左手にはアメリカの独立した日である「1776年7月4日」と記載した独立宣言書を持っています。左足で踏みつけているのは、奴隷制と専制政治からの解放などを意味しているのが特徴。
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ソロモン・R・グッゲンハイム美術館/フランク・ロイド・ライトの20世紀建築作品群
フランク・ロイド・ライトは、ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエ、ヴァルター・グロピウスと並ぶ「近代建築の四代大巨匠」の一人。ライトの作品は、住宅、礼拝、仕事、教育、娯楽などの要望に応えるもので、「有機的建築」の概念が見られる20世紀を代表する建築物でもあります。
ニューヨークにある「ソロモン・R・グッゲンハイム美術館」は内部が吹き抜けになっているという螺旋状の構造で、水平ラインを強調するプレーリースタイルが採用されています。
世界遺産マニアの結論と感想
やはり、ニューヨークといえば、自由の女神!これは問答無用で世界遺産ではありますが、実はアメリカを代表するモダニズム建築家のフランク・ロイド・ライドが設計した美術館も世界遺産に登録されていて、合計で2つもあります。どちらもアメリカという国のシンボルでもあるということから、納得の遺産ですね。
※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。