登録区分 | 自然遺産 |
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登録基準 | (8) |
登録年 | 1987年 |
マウナ・ロアは「ハワイ火山国立公園」の構成資産の一つ。標高は4169mとハワイでも2番目の標高を誇り、世界でも最大の楯状火山であるのが特徴。ところで、マウナ・ロアはなぜ世界遺産なのでしょうか?
ここではマウナ・ロアがなぜ世界遺産なのか、世界遺産マニアが分かりやすく解説。これを読めば、マウナ・ロアについて詳しくなること間違なし!
マウナ・ロアとは?
ハワイ島でも中央部に位置する活火山。ハワイ語で「長い山」という意味で、標高はハワイ第2位の4169mもあるのですが、むしろ山というよりも「丘」に近いもの。山としては世界最大の体積を誇るため、海底部分まで続く緩やかな山になっています。世界最大の楯状火山であり、ここも近くにあるキラウエア火山と同様にハワイ型の噴火が多く発生することでも有名。
山頂付近にあるマグマ溜まりには現在もマグマが発生していて1984年以降は噴火していなかったものの、2022年には久々に噴火が発生。現在は立ち入り禁止となっています。
マウナ・ロアはどんな理由で世界遺産に登録されているの?
マウナ・ロアが評価されたのが、以下の点。
登録基準(viii)
世界で最も活発な火山地帯であり、ここはハワイの島々の起源なども含めて活火山の変化などが見られるという点で貴重であるということ。
世界遺産マニアの結論と感想
マウナ・ロアは世界最大の楯状火山で、現在も活動を続けていることから、ハワイ諸島の形成を含め地球の歴史などが見られるという点で評価されています。
ちなみに、「マウナ・ロア」というと、マカデミアナッツブランドの「マウナロア」も有名。シーソルトやガーリック、ハニーローストなど、味の種類も豊富なので、定番のマカデミアナッツに飽きた…という人にもおすすめですよ!
※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。