マーシャル諸島は南太平洋に浮かぶミニ国家で、かつてはアメリカ合衆国の信任統治領でもありました。人口は6万人ほどで、国内には多くの環礁が点在する海洋国家でもあります。そんなマーシャル諸島では、世界遺産はいくつあるでしょうか?
ここでは、マーシャル諸島の世界遺産を世界遺産マニアが一覧にして分かりやすく解説。それぞれの遺産を簡潔に解説していきましょう。
目次
ビキニ環礁核実験場
マーシャル諸島は人口密度が低いということで、第二次世界大戦後、冷戦が始まったことから、1946〜1958年まで核実験が67回も行われました。特にビキニ諸島では住民を移住させた後、核実験が23回も行われた場所。
この中でも1954年に水爆実験によって形成された巨大なブラボー・クレーターなどは現在でも残り、ここは核時代の幕開けを象徴する場所となりました。
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世界遺産マニアの結論と感想
マーシャル諸島の世界遺産としては1件のみではありますが、ここは負の遺産として、人が暮らすことができないほどに汚染されてしまったことから、人類にとっては忘れてはいけない記憶を残す場所として登録されています。
※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。