フランスの世界遺産「グラン・パレ」とは?世界遺産マニアが解説

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登録区分文化遺産
登録基準(1), (2), (4)
登録年1991年

グラン・パレは「パリのセーヌ河岸」の構成遺産の一つ。1900年のパリ万博の際に築かれた広大な展覧会場で、今でも現役で利用されています。ところで、グラン・パレはなぜ世界遺産なのでしょうか?

ここではグラン・パレがなぜ世界遺産なのか、世界遺産マニアが分かりやすく解説。これを読めば、グラン・パレについて詳しくなること間違いなし!

目次

グラン・パレとは?

グラン・パレ
画像素材:shutterstock

パリ8区にある展覧会兼美術館。セーヌ川右岸の広大な敷地に、1900年のパリ万国博覧会に合わせて建造されました。外観はアール・デコの装飾がされていて、屋根は鉄とガラスで覆われた温室のような構造。当時の新しい素材を使用したことで革新的な建造物でもありました。内部は広大なスペースであり、ファッションショーや展示会などが行われています。

西側の棟では、1937年にノーベル物理学賞を獲得したジャン・ペランの展示会を行い、翌年にこれらを常設展示として設置することが決定され、科学技術博物館「発見の殿堂」が開館しました。こちらも今でも現役です。

グラン・パレはどんな理由で世界遺産に登録されているの?

グラン・パレ
画像素材:shutterstock

グラン・パレが評価されたのが、以下の点。

登録基準(i)
セーヌ川沿いには、中世から20世紀にかけて建造された建築物の傑作が並ぶという点。

登録基準(ii)
ノートルダム大聖堂など優れたゴシック建築は、ヨーロッパの都市開発に影響を与え、ジョルジュ・オスマンによる都市計画は、ラテンアメリカの都市設計にも影響を与えたということ。

登録基準(iv)
パリのセーヌ川の風景や建築物は、絵画や芸術、建築などで8世紀以上に渡ってモチーフとなったという点。

世界遺産マニアの結論と感想

グラン・パレは、パリ万博に合わせて築かれた広大な展覧会場で、最先端の技術が施された傑作であるという点で評価されています。

ちなみに、隣りにあるプティ・パレも1900年のパリ万博に合わせて建造されたもので、こちらはグラン・パレと似た建造物であり、設計の監督も同じです。プティ・パレの設計はヨーロッパやアジアの美術館や劇場のモデルにも採用されているので、こちらも世界遺産に登録。

※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。

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この記事を書いた人

世界遺産一筋20年以上!遺跡を求めて世界を縦横無尽で駆け抜ける、生粋の世界遺産マニアです。そんな「世界遺産マニア」が運営するこちらのサイトは1100以上もある遺産の徹底紹介からおもしろネタまで語り尽くすサイト。世界遺産検定一級取得済。

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