イラクの世界遺産「アルビール(エルビル)の城塞」とは?世界遺産マニアが解説

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登録区分文化遺産
登録基準(4)
登録年2014年

アルビール(エルビル)の城塞は、イラク北部にある都市アルビールにある城塞です。19世紀に卵形の丘の上に作られた城壁は、まさに難攻不落。そして、この丘はかつてアッシリア時代の中心都市であった、古代アルベラであったと考えられています。

ここでは、アルビールの城塞がなぜ世界遺産なのか、世界遺産マニアが分かりやすく解説。これを読めば、アルビールの城塞について詳しくなること間違いなし!

目次

アルビールの城塞とは?

画像素材:shutterstock

アルビール県の県庁所在地であるアルビール。シュメール時代から人が住むというほどに歴史の古い街でもあります。街のシンボルは丘の上に残る難攻不落の要塞。城壁は19世紀の後期オスマン帝国時代に建設されたもので、城内は当時の都市構造が現在でも分かります。

ここは要塞であると同時に古代の集落でもありました。アルビールは、アッシリア(紀元前20世紀頃〜紀元前7世紀頃)の政治と宗教の中心地であったアルベラとされており、調査の結果、卵型の丘に古い集落があったと確認されています。

アルビールの城塞はどんな理由で世界遺産に登録されているの?

画像素材:shutterstock

アルビールの城塞が評価されたのが、以下の点。

登録基準(iv)
街に残る城塞は、古来の集落から現在のオスマン帝国時代の城塞に至るまで、考古学的遺跡の集合体であるという点。

世界遺産マニアの結論と感想

なんといっても卵型の城塞は、フォルムそのものにロマンが感じられてカッコいいですが、古代から現在に至るまでさまざまな支配者の街や施設が積み重なって成立している点がこの遺産の評価されている点です。

ちなみに、アルビールはバクダットと比べて治安はかなり改善していて、油田開発の恩恵もあり、かなり経済成長しているのです。テレビで見るイラクのイメージとは違い、高層ビルが多く建てられていて「第2のドバイ」と呼ばれるほど。アルビールは世界遺産と高層ビルが混在する不思議な都市なのです。

※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。

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この記事を書いた人

世界遺産一筋20年以上!遺跡を求めて世界を縦横無尽で駆け抜ける、生粋の世界遺産マニアです。そんな「世界遺産マニア」が運営するこちらのサイトは1100以上もある遺産の徹底紹介からおもしろネタまで語り尽くすサイト。世界遺産検定一級取得済。

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