イタリアの世界遺産「サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂」とは?世界遺産マニアが解説

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登録区分文化遺産
登録基準(1),(2),(3),(4),(5),(6)
登録年1987年

サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂は「ヴェネツィアとその潟」の構成遺産の一つ。白い壮麗なドームはヴェネツィアのシンボル的存在で、聖人の像が並ぶバロック様式の聖堂となっています。ところで、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂はなぜ世界遺産なのでしょうか?

ここではサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂がなぜ世界遺産なのか、世界遺産マニアが分かりやすく解説。これを読めば、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂について詳しくなること間違いなし!

目次

サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂とは?

サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂
画像素材:shutterstock

ヴェネツィアの中心部を通る大運河「カナル・グランデ」の出口付近に位置する壮麗な聖堂。17世紀にペストが大流行した時期があり、政府によって設計が依頼されたため「救済の聖母マリア聖堂」と名付けられました。設計はバロック建築家のバルダッサーレ・ロンゲーナ(1598〜1682年)の案が選ばれ、1681年に完成。

聖堂は10万個の木片を組み合わせた土台に、石と大理石の粉末で覆ったレンガで積み重ねた八角形の建造物で、優美なドームを持つことで有名。内部にはバロック様式の祭壇があり、ヴェネツィア派を代表する画家ティントレットの『カナの結婚』が飾られていることでも知られます。

サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂はどんな理由で世界遺産に登録されているの?

サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂
画像素材:shutterstock

サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂が評価されたのが、以下の点。

登録基準(i)
潟(ラグーン)に浮かんでいるように見えるヴェネツィアは、世界でも建築物の傑作が並ぶ都市の一つであるという点。

登録基準(ii)
ヴェネツィアの都市構造は、アドリア海や東地中海の都市に大きな影響を与えたということ。

登録基準(iii)
かつて世界中の海と文化をつないだヴェネツィアは、現在でも存在し続けているという点。

登録基準(iv)
町にはヴェネツィア共和国時代の技術を示す建築物が多く残るということ。

登録基準(v)
ヴェネツィア周辺の潟(ラグーン)は、独特の生態系を持ち、これを利用した漁村や小屋、耕作地なども価値が高いという点。

登録基準(vi)
マルコ・ポーロが世界を地中海を越えて世界を冒険したように、ヴェネツィアの商人の開拓精神は、人類の歴史の発展に貢献したということ。

世界遺産マニアの結論と感想

サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂は、アドリア海と東地中海を制覇したヴェネツィア共和国政府が依頼しただけあり、豪華絢爛のバロック様式の外観を持つ聖堂に仕上がったという点で評価されています。

ちなみに、カナの婚礼は、イエス・キリストが水をワインに変えたという奇跡を起こし、これがイエスの初めての奇跡でもあります。実際にイスラエルには「カナ」という地名があり、イエスが暮らしたナザレに近いので、ここも巡礼地として訪れる人も。

※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。

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この記事を書いた人

世界遺産一筋20年以上!遺跡を求めて世界を縦横無尽で駆け抜ける、生粋の世界遺産マニアです。そんな「世界遺産マニア」が運営するこちらのサイトは1100以上もある遺産の徹底紹介からおもしろネタまで語り尽くすサイト。世界遺産検定一級取得済。

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