ニュージーランドの絶景が楽しめる世界遺産はここ!それぞれを一覧にして世界遺産マニアが解説

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ニュージーランドの絶景というと、ミルフォードサウンドなど、広大なフィヨルドのイメージがありますね。ニュージーランドの遺産は美しくはあるのですが、その中でも「絶景」が満喫できる遺産はどんなものでしょうか?

ここでは、絶景が楽しめるニュージーランドの世界遺産を世界遺産マニアが一覧にして分かりやすく解説。それぞれの遺産を簡潔に解説していきましょう。

目次

テ・ワヒポウナム-南西ニュージーランド

ニュージーランド南島の南西の角に位置する テワヒポウナムは、原住民であるマオリの言葉で「グリーン・ストーン(翡翠)の産地」という場所。フィヨルドや高山など、地殻変動と氷河作用によって形成された独特の風景が広がります。

フィヨルドランド国立公園

フィヨルドランド国立公園
画像素材:shutterstock

南島の南西部に位置するニュージーランド最大の国立公園でその広さは1万2500平方kmと、この遺産の大部分を占めています。観光地として有名なミルフォード・サウンドや広大なダウトフル・サウンドなど、14ものフィヨルドがあることで有名。

「ミルフォード・サウンド」は、フィヨルドランド国立公園を代表する景観を持つフィヨルド。標高1200m以上の断崖に囲まれたサウンド(入り江)で、雨が降ると断崖から流れ落ちる数千の滝が見られることで有名。1年の3分の2は雨が降ることでも知られます。

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アオラキ/マウント・クック国立公園

アオラキ/マウント・クック国立公園
画像素材:shutterstock

南島の中央部にあるニュージーランド最高峰である標高3754mのクック山(マオリ語で「アオラキ」)を中心とした公園で、3000m級の山が19も含まれています。そして、707平方kmもの広大な敷地は約40%が氷河に覆われているというのも特徴。

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ウエストランド国立公園

ウエストランド国立公園
画像素材:shutterstock

アオラキ/マウント・クック国立公園の西側にある公園で、フランツ・ジョセフ氷河とフォックス氷河の2つが有名。

マウント・アスパイアリング国立公園

マウント・アスパイアリング国立公園
画像素材:shutterstock

フィヨルドランド国立公園の北側、標高3027mのアスパイアリング山を中心とした公園。2000m級の山々が連なり、標高の低いエリアにはブナ林が広がっています。

トンガリロ国立公園

トンガリロ国立公園
画像素材:shutterstock

トンガリロ国立公園は、ニュージーランドの北島中央部にある、最高峰ルアペフ山(2797m)、ナウルエホ山(2291m)、トンガリオ山(1967m)の3つを中心とした公園。動植物も多く生息していて、ニュージーランドの国鳥「キーウィ」やオウムの仲間である「カカ」など固有種を含めて鳥類は60種も確認されています。

「トンガリロ」というのは、マオリ語で「冷たい南風」という意味で、探検家がこの山に登って、凍死寸前となり、その声を南風に向けて妹に届けたという伝説から由来しています。聖地として、マオリ族が生み出した文化的価値が1993年に認められ、現在は複合遺産として登録。

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ニュージーランドの世界遺産「トンガリロ国立公園」とは?その意味を含めて世界遺産マニアが解説 トンガリロ国立公園は、ニュージーランド北島にある国立公園。もともとは活火山と死火山、さまざまな生物などが生息することが評価され、自然遺産とされていました。しかし、トンガリロはマオリ族の聖地であり、文化的価値が高いエリア。1993年には「文化的景観」が認められ、複合遺産として拡大登録されました。 ここでは、トンガリロ国立公園がなぜ世界遺産なのか、世界遺産マニアが分かりやすく解説。これを読めば、トンガリロ国立公園について詳しくなること間違なし!

世界遺産マニアの結論と感想

ニュージーランドの世界遺産はどれも貴重な遺産ばかりですが、その中でも世界でも滅多に見られない絶景をピックアップ。しかし、これはほんの一部…。まだまだ絶景は続くので、ぜひ自分のお気に入りの遺産を探してみてくださいね!

※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。

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この記事を書いた人

世界遺産一筋20年以上!遺跡を求めて世界を縦横無尽で駆け抜ける、生粋の世界遺産マニアです。そんな「世界遺産マニア」が運営するこちらのサイトは1200以上もある遺産の徹底紹介からおもしろネタまで語り尽くすサイト。世界遺産検定一級取得済。

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