アラブ首長国連邦の世界遺産の数はいくつある?それぞれを一覧にして世界遺産マニアが解説

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アラブ首長国連邦は、7つの首長国で構成されていて、UAEと呼ばれることが多い国。アラビア半島東部に位置し、ペルシャ湾に面した砂漠地帯がほとんど。石油と天然ガスのイメージが強いですが、世界遺産はいくつあるでしょうか?

ここでは、アラブ首長国連邦の世界遺産を世界遺産マニアが一覧にして分かりやすく解説。それぞれの遺産を簡潔に解説していきましょう。

目次

アル・アインの文化的遺跡群(ハフィート、ヒーリー、ビダー・ビント・サウドとオアシス群)

アル・アインの文化的遺跡群(ハフィート、ヒーリー、ビダー・ビント・サウドとオアシス群)/アラブ首長国連邦の世界遺産
画像素材:shutterstock

アルアインは、オマーンの国境沿いにあるアブダビ首長国でも第2の規模を誇る都市でもあります。ここは歴史が古く、新石器時代から人々が暮らす地で、特に青銅器時代や鉄器時代の遺構が多く点在。

ここには紀元前2500年前の円形の石造りの墓などがあり、これらは新石器時代以降、砂漠地帯に人類が定住していたことを示すもの。そして、ヒーリーと呼ばれる地域には、鉄器時代に遡るという世界最古の灌漑施設アフラージュが存在していたことで知られます。

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ファヤの原風景

ファヤの原風景/アラブ首長国連邦の世界遺産
画像素材:shutterstock

シャールジャ首長国はドバイ市の東に位置し、砂漠が広るエリア。首長国の中部にあるファヤは、ジュベルと呼ばれる石灰岩の丘陵地帯が広がっていて、ここには約21万年前の中期旧石器時代から約5000年前の新石器時代まで、人類の居住の跡が見られ、これはアラビア半島の中でも最も古い居住地跡でもあります。

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世界遺産マニアの結論と感想

アラブ首長国の世界遺産としては2件だけではあるものの、砂漠でたくましく生きていた人類の証でもあるため、この地の世界遺産としても納得ですね。登録されているエリアも多くあるので、ぜひディープに楽しんでくださいね。

※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。

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この記事を書いた人

世界遺産一筋20年以上!遺跡を求めて世界を縦横無尽で駆け抜ける、生粋の世界遺産マニアです。そんな「世界遺産マニア」が運営するこちらのサイトは1200以上もある遺産の徹底紹介からおもしろネタまで語り尽くすサイト。世界遺産検定マイスター認定済。

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