佐賀県は九州の北西部にあり、旧石器時代の遺構が発見されるほどに歴史深い土地。江戸時代に存在した佐賀藩と唐津藩が基盤となっていて、唐津や伊万里、有田など陶磁器の産地として知られます。そんな佐賀県には世界遺産はいくつあるでしょうか?
ここでは、滋賀県の世界遺産を世界遺産マニアが一覧にして分かりやすく解説。それぞれの遺産を簡潔に解説していきましょう。
目次
明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業
三重津海軍所跡(みえつかいぐんしょ)
県庁所在地のある佐賀市・川副町にある三重津は、筑後川の支流である早津江川河口に位置し、1858年に佐賀藩によって海軍所が設立。ここには造船所と訓練所が存在していました。
ここは現在、公園ではありますが、実は日本に現存する最古の乾船渠(ドライドック)の遺構が残る場所。2000年代から発掘が進み、乾ドックは深さ3.5mほど、幅24.5m、長さ60m以上の規模であったことが分かっています。
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世界遺産マニアの結論と感想
佐賀県の世界遺産としては「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」に登録されている三重津海軍所跡山の1箇所だけではあります。他の県に比べるとちょっと物足りない感はありますが、日本の近代化においては非常に重要な存在なので、かつての繁栄を思いながら過ごすのはいかが?
※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。