デンマークの絶景が楽しめる世界遺産はここ!それぞれを一覧にして世界遺産マニアが解説

  • URLをコピーしました!

デンマークの絶景というと、童話のような景観が続くコペンハーゲンのイメージがありますね。デンマークの遺産は美しくはあるのですが、その中でも「絶景」が満喫できる遺産はどんなものでしょうか?

ここでは、絶景が楽しめるの世界遺産を世界遺産マニアが一覧にして分かりやすく解説。それぞれの遺産を簡潔に解説していきましょう。

目次

クロンボー城

クロンボー城
画像素材:shutterstock

デンマークとスウェーデンの間のエーレスンド海峡にある要塞の機能を持った城。 バルト海への玄関口であり、たった4kmしかないこの狭い海峡で、15〜19世紀までデンマークはクロンボー城を利用して、海峡を統治していました。

城の構造は、中庭を囲むように4つの建築物を合わさったルネサンス様式のスタイル。クロンボー城は、シェイクスピアの戯曲『ハムレット』で「エルシノア城」として登場しており、ここでハムレットの演劇公演が行われることも。

詳細はこちら↓

あわせて読みたい
デンマークの世界遺産「クロンボー城」とは?世界遺産マニアが解説 クロンボー城は、デンマークのシェラン島にある古城。16世紀にルネサンス様式に改築されたこの城は、海峡を挟んでスウェーデンを監視できる位置に立ち、軍事的に重要な役割を果たしてきました。そして、城はシェイクスピアのハムレットの舞台としても有名です。 ここでは、クロンボー城がなぜ世界遺産なのか、世界遺産マニアが分かりやすく解説。これを読めば、クロンボー城について詳しくなること間違なし!

イルリサット・アイスフィヨルド

イルリサット・アイスフィヨルド
画像素材:shutterstock

グリーンランドの西部に位置するイルリサットは、北極圏にあるにもかかわらず、島内でも3番目に大きな町。周囲にあるフィヨルドは約4000平方kmも広がる巨大なエリア。

ここには南極大陸を除くと世界最大であるグリーンランドの氷河の約10%を占める「セルメク・クジャレク氷河(ヤコブスハブン氷河)」があることで知られます。この地から分離する氷は毎年40立方kmにもなり、気候変動の研究において非常に役立ってきました。

詳細はこちら↓

あわせて読みたい
デンマーク・グリーンランドの世界遺産「イルリサット・アイスフィヨルド」とは?世界遺産マニアが解説 グリーンランド西海岸にあるイルリサットには、南極大陸を除くと世界最大の氷河「セルメク・クジャレク氷河(ヤコブスハブン氷河)」があることで知られます。ここから分離する氷は毎年40立方kmにもなり、気候変動の研究において非常に役立ってきました。 ここではイルリサット・アイスフィヨルドがなぜ世界遺産なのか、世界遺産マニアが分かりやすく解説。これを読めば、イルリサット・アイスフィヨルドについて詳しくなること間違なし!

ステウンス・クリント

ステウンス・クリント
画像素材:shutterstock

デンマークの首都コペンハーゲンから南へ約45kmに位置する白亜質の断崖は、ステウンス・クリントと呼ばれるもの。高さ40mの断崖には約6500万年前、現在のユカタン半島付近で衝突したチクシュループ隕石の衝突の痕跡が残っています。

当時舞い上がった灰はここで積り、地層には絶滅した動植物の完全な化石が多く見られるため、地球の歴史を示すという点で非常に貴重です。

詳細はこちら↓

あわせて読みたい
デンマークの世界遺産「ステウンス・クリント」とは?世界遺産マニアが解説 デンマークのシェラン島の東岸に約15kmにも続く白亜質の断崖は、約6500万年前に現在のメキシコのユカタン半島で衝突し、地球上の生物を50%以上も絶滅させたチクシュループ隕石の影響が地層に見られるのが特徴。当時舞い上がった灰はここで積り、地層には絶滅した動植物の完全な化石が多く見られるため、地球の歴史を示すという点で非常に貴重です。 ここではステウンス・クリントがなぜ世界遺産なのか、世界遺産マニアが分かりやすく解説。これを読めば、ステウンス・クリントについて詳しくなること間違なし!

ワッデン海(オランダ・ドイツと共同)

ワッデン海
画像素材:shutterstock

ワッデン海とは、オランダのデン・ヘルデルから、ドイツの沿岸を経由してデンマークのエスビャウまで広がる約500kmの海域のこと。ここは塩の干満によって形成される砂州や湿原などが広がるエリアで、ゼニガタアザラシやハイイロアザラシなど、数多くの海洋哺乳類が見られることで知られます。

デンマークでは、「ワッデン海海洋保護区」が登録されています。

詳細はこちら↓

あわせて読みたい
オランダ・ドイツ・デンマークの世界遺産「ワッデン海」とは?アザラシも見られる?世界遺産マニアが解説 ワッデン海は、オランダ・ドイツ・デンマークにまたがる北海沿岸のフリースラント地方に広がる海のことで、地球最大規模の干潟。ここは塩の干満によって形成される砂州や湿原などが広がるエリアで、ゼニガタアザラシやハイイロアザラシなど、数多くの動植物が見られることで知られます。 ここではワッデン海がなぜ世界遺産なのか、世界遺産マニアが分かりやすく解説。これを読めば、ワッデン海について詳しくなること間違なし!

世界遺産マニアの結論と感想

デンマークの世界遺産はどれも貴重な遺産ばかりですが、その中でも世界でも滅多に見られない絶景をピックアップ。しかし、これはほんの一部…。まだまだ絶景は続くので、ぜひ自分のお気に入りの遺産を探してみてくださいね!

※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

世界遺産一筋20年以上!遺跡を求めて世界を縦横無尽で駆け抜ける、生粋の世界遺産マニアです。そんな「世界遺産マニア」が運営するこちらのサイトは1100以上もある遺産の徹底紹介からおもしろネタまで語り尽くすサイト。世界遺産検定一級取得済。

目次