スペインの世界遺産全50件をまとめました!それぞれを一覧にして世界遺産マニアが解説

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スペインの世界遺産の数は合計で50件と、世界でも第5位の保有国!バルセロナのサグラダ・ファミリア贖罪教会やグラナダのアルハンブラ宮殿など…誰もが知る観光地はもちろん世界遺産でありますが、それ以外はどんな世界遺産があるのでしょうか?

ここでは、スペインの世界遺産を世界遺産マニアが一覧にして分かりやすく解説。それぞれの遺産を簡潔に解説していきましょう。

目次

コルドバ歴史地区/1984年登録(1994年拡大)

コルドバ歴史地区/スペインの世界遺産
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コルドバはスペイン南西部、アンダルシア州コルドバ県の県都で、グアダルキビール川に作られた町。かつてムーア人(イスラム教徒)によって支配され、300のモスクがあった世界有数のイスラム都市でした。

やがてレコンキスタによってキリスト教勢力がこの町を取り戻すとメスキータ(大モスク)が大聖堂になったりと、イスラム教、ユダヤ教、キリスト教の文化が交差する都市に。町はイスラム時代の区画が今でも残っており、中庭の周りに建造された共同住宅などはこの時代の名残でもあります。

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グラナダのアルハンブラ、ヘネラリーフェ、アルバイシン/1984年登録(1994年拡大)

グラナダのアルハンブラ、ヘネラリーフェ、アルバイシン/スペインの世界遺産
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グラナダはスペイン南部のアンダルシア州グラナダ県の県都で、かつてはナスル朝の首都であった場所。丘の上にそびえ立つアルハンブラ宮殿とヘネラリーフェは、かつてこの地を治めていた王族が住んだ美しい宮殿です。

アルベイシンはグラナダ市内で最も古いエリア。伝統的なアンダルシアの建築様式が残るこの街では、スペインにおけるイスラム建築が今でも見られます。

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ブルゴス大聖堂/1984年登録

ブルゴス大聖堂/スペインの世界遺産
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ブルゴスは、イベリア半島北部・カスティーリャ・イ・レオン州にある古い街。旧市街の中心部にあるのが、ブルゴス大聖堂。当時のカスティーリャ王フェルナンド3世が建設を命じ、1221年に着工、1567年に完成しました。

芸術家や職人もフランスやドイツなどから集められたため、内部の絵画、聖歌隊席、ステンドグラスなどは、ヨーロッパ各地のゴシック様式が見られます。

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マドリードのエル・エスコリアルの修道院と王室用地/1984年登録

マドリードのエル・エスコリアルの修道院と王室用地/スペインの世界遺産
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マドリッドの郊外に位置するエル・エスコリアルの修道院は、グアダラーマ山脈の麓に位置する宮殿、神学校、図書館などがある複合施設。スペイン最盛期の王であったフェリペ2世が、1563〜1584年にかけて王宮と修道院を兼ねて建造しました。

デザインとしては、キリスト教の聖人である聖ラウレンティウスが鉄格子で火炙りにされたことから、鉄格子型の平面を使用した設計に。

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アントニ・ガウディの作品群/1984年登録(2005年拡大)

アントニ・ガウディの作品群/スペインの世界遺産
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スペイン東部・カタルーニャ州の州都であるバルセロナ。この町には、カタルーニャ州出身の建築家アントニ・ガウディ(1852〜1926年)による作品が7つ登録されていて、これらは19世紀後半〜20世紀初期の建築物として革命的なデザインでした。

サグラダ・ファミリア贖罪教会の生誕のファサードと地下聖堂、グエル邸、カサ・ミラなど、ガウディの代表的な作品が並び、波のような曲線のデザインや破砕スタイルのモザイクなど、その斬新なスタイルは後世の芸術家たちに大きな影響を与えたもの。

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アルタミラ洞窟とスペイン北部の旧石器洞窟美術/1985年登録(2008年拡大)

アルタミラ洞窟とスペイン北部の旧石器洞窟美術/スペインの世界遺産
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スペイン北部のカンタブリア州にあるアルタミラ洞窟は1985年に登録され、その後、2008年にカンタブリア州、アストゥリアス州、バスク自治州の17の洞窟が追加されました。

ここは紀元前1万8000年頃から独自の壁画が見られるようになり、特にアルタミラ洞窟はマグダレニアンと呼ばれる美しい芸術様式の最高傑作とされています。

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セゴビア旧市街と水道橋/1985年登録

セゴビア旧市街と水道橋/スペインの世界遺産
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セゴビアは、スペイン中央部のカスティーリャ・イ・レオン州にある要塞都市で、首都マドリードから北東へ約90kmの距離。エレスマ川とクラモレス川の間に位置していて、交通の要所でもありました。

ここは紀元前1世紀に建造されたローマ時代の水道橋が現在でも当時の状態を残しつつ存在しています。そして、11〜12世紀に築かれたスペイン王宮であったアルカサル、16世紀に建設が開始されたゴシック様式のセゴビア大聖堂なども登録。

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オビエド歴史地区とアストゥリアス王国の建造物群/1985年登録(1998年拡大)

オビエド歴史地区とアストゥリアス王国の建造物群/スペインの世界遺産
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アストゥリアス州の州都であるオビエドは、8世紀にイスラム教徒に征服されるも、それまでスペインを支配していた西ゴート王国の貴族ペラーヨが奪還し、その後建国したというアストゥリアス王国の中心都市。

首都であったオビエドには8〜10世紀にかけて多くのプレ・ロマネスク様式の教会が点在。ここで確立された建築様式はやがてイベリア半島の各地に影響を与えました。

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サンティアゴ・デ・コンポステーラ(旧市街)/1985登録

サンティアゴ・デ・コンポステーラ(旧市街)/スペインの世界遺産
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スペイン・ガリシア州にあるサンティアゴ・デ・コンポステーラは、中世ヨーロッパのキリスト教三大巡礼地のひとつ。ここはかつて、8〜10世紀に栄えたアストゥリアス王国の領地であった場所。9世紀にここでイエスの十二使徒の一人、聖ヤコブのものとされる墓が発見されました。

町は10世紀以降にレコンキスタの最前線となり、ロマネスク様式、ゴシック様式、チュリゲラ様式(バロック様式を基にした様式)の建設物で構成される旧市街は、イベリア半島北部の芸術の発展に影響を与えました。

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アビラ旧市街と市壁外の教会/1985年登録

アビラ旧市街と市壁外の教会/スペインの世界遺産
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カスティーリャ・イ・レオン州のアビラ県の県都であるアビラは、ローマ帝国時代に起源を持つ街。8世紀にイスラム勢力に支配され、11世紀にカスティーリャ=レオン王アルフォンソ6世によって奪還されると、街を要塞化するために城壁を建造しました。

ここは堅固な城壁と聖テレサという聖人の出身地であることから「城壁と聖人の町」として有名。現在でも城壁には87もの塔も残り、完成度の高いゴシック様式の大聖堂など、中世の雰囲気をそのまま残しています。

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アラゴンのムデハル様式の建築物/1986年登録(2001年拡大)

アラゴンのムデハル様式の建築物/スペインの世界遺産
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アラゴン州は、イベリア半島の北東部にあり、8世紀にイスラム勢力が半島南部を支配していた時代は、キリスト教の最前線基地ともいうべきアラゴン王国があった場所。

そういった背景もあり、12〜17世紀までイスラムの建築様式を取り入れたムデハル様式の建造物が点在し、宮殿や聖堂など10の建造物が世界遺産に登録されています。これらは12〜17世紀に建造され、彩色タイルとレンガと幾何学模様の壁画などが施された鐘楼など、独特の建築様式が見られるもの。

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古都トレド/1986年登録

古都トレド/スペインの世界遺産
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トレドは、カスティーリャ=ラ・マンチャ州の州都。先史時代から人は住んでいたものの、伝説ではノアの末裔によって建造されたというほどに古い街。

6世紀に西ゴート王国の首都となると、イスラム教勢力やカルティーリャ王国などに支配され、イスラム教やユダヤ教、キリスト教の文化が混じることで独特の建築物が多く作られ、旧市街は「町全体が博物館」とされるほど。

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カセレス旧市街/1986年登録

カセレス旧市街/スペインの世界遺産
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ポルトガルとの国境沿いに広がるエストレマドゥーラ州の中央に位置するカセレスは、紀元前1世紀にローマ人によって築かれました。15世紀になり、スペインは大航海時代を迎えると、アメリカ大陸との貿易の中継地として大いに発展。多くの富を得た貴族たちは豪華な邸宅を多く建造しました。

ここはイスラム勢力によって支配された時期があり、城壁はこの時代に建造されたもの。そして、ゴシック・ムデハル様式で建造されたゴルウィネス・デ・アバホ邸など、豪華な建造物も残っています。

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ガラホナイ国立公園/1986年登録

ガラホナイ国立公園/スペインの世界遺産
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スペイン本土があるイベリア半島から南西に約1000kmの距離にあるカナリア諸島。その中の1つであるゴメラ島は火山島となっていて温柔な海風を受けるため、島の頭頂部であるガラホナイ山(標高1487m)の周辺は霧が発生し、豊かな照葉樹林(落葉する時期がない森林)が広がっています。

ここには500万〜170万年前と同じ種類の月桂樹林など南ヨーロッパからは消えてしまった固有種などが多く生息しています。

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セビリアの大聖堂、アルカサル、インディアス古文書館/1987年登録

セビリアの大聖堂、アルカサル、インディアス古文書館/スペインの世界遺産
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スペイン南西部のアンダルシア州の州都であるセビリア。ここはスペイン南部の中心地で、古来から経済や文化の中心地でもありました。

街にはセビリアの大聖堂、アルカサル、インディアス古文書館といった遺産が残されていて、これらからはイスラムとキリスト教の文化の融合から大航海時代のスペインの繁栄に至るまでセビリアの歴史が見られます。

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サラマンカの旧市街/1988年登録

サラマンカの旧市街/スペインの世界遺産
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サラマンカはカスティーリャ・イ・レオン州にあり、首都マドリッドから北西へ約230kmの距離にある大学都市。13世紀には、当時この地を支配していたレオン王国のアルフォンソ9世によってスペイン最古の大学が設立。サラマンカ大学は世界四大大学の一つに数えられるほどの名門。現在も多くの学生がこの町で学んでいます。

旧市街にはルネサンスやバロック様式をスペイン風にアレンジした建造物が多く並びます。

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ポブレー修道院/1991年登録

ポブレー修道院/スペインの世界遺産
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カタルーニャ州の南部のタラゴナ県にあるシトー会の修道院。12世紀にバルセロナ伯ラモン・バランゲー4世がレコンキスタによってこの地域のイスラム勢力を追い出すと、シトー会に土地を与え、聖母マリアに捧げる修道院を建設しました。ここはスペインでも最大規模のシトー会の修道院でもあります。

後に要塞化され、君主の居館やカタルーニャとアラゴンの王を祀る墓所まで置かれた独特の修道院でもあります。

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メリダの考古遺産群/1993年登録

メリダの考古遺産群
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スペインの西部に位置するエストレマドゥーラ州の州都であるメリダ。ここはかつて「アウグスタ・エメリタ」と呼ばれ、紀元前25年に初代ローマ皇帝アウグスティヌスが当時のスペインを征服し、ここはローマ帝国の最西端の属州ルシタニア(現在のポルトガルとスペイン西部)の州都として設立しました。

今でもローマ橋や円形劇場、神殿、水道橋などが残り、帝政ローマの州都のかつて姿を現在に残しています。

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サンタ・マリア・デ・グアダルーペ王立修道院/1993年登録

サンタ・マリア・デ・グアダルーペ王立修道院/スペインの世界遺産
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エストレマドゥーラ州カセレス県にあるグアラルーペは、山々に囲まれた渓谷沿いに位置する街。「サンタ・マリア・デ・グアダルーペ王立修道院」とは、「黒い木彫りの聖母像」という意味で、聖母像が祀られています。

この聖母像はキリスト教の聖人ルカによって作られたという伝説のある彫像。羊飼いによって奇跡的に発見され、その場所には13世紀に修道院が築かれました。そして、スペイン王室によって保護され、その後の新大陸のキリスト教化のシンボルにもなったというのも特徴。

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サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路 : カミーノ・フランセスとスペイン北部の巡礼路群/1993年登録

サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路 : カミーノ・フランセスとスペイン北部の巡礼路群/スペインの世界遺産
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「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」とは、スペイン北西部にある中世キリスト教三大巡礼地のひとつ。スペイン北部にある「カミノ・フランス(フランス人の道)」は、かつてスペイン北西部にある聖地・サンティアゴ・デ・コンポステーラとフランスを結ぶ巡礼路でフランス人が多く利用した道です。

カミノ・フランスが1993年に世界遺産に登録されると、北部の沿岸沿いにある「原初の道」、「内陸バスクの道」、「リエバナの道」も2015年に追加登録されました。

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ドニャーナ国立公園/1994年登録(2005年拡大)

ドニャーナ国立公園/スペインの世界遺産
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ドニャーナ国立公園はスペイン南部を流れるグアダルキビール川の河口に位置する国立公園。ここは3つの県にまたがる500平方km以上の面積を持つ広大な公園で、サンゴ礁や湿地帯、森林、移動砂丘などさまざまな地形が見られ、スペイン最大の自然保護区でもあります。

毎年50万もの水鳥が越冬し、絶滅危惧種のスペインオオヤマネコやイベリアカタシロワシも生息していることで知られます。

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歴史的城塞都市クエンカ/1996年登録

歴史的城塞都市クエンカ/スペインの世界遺産
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スペイン東部のカスティーリャ=ラ・マンチャ州にあるクエンカは、9世紀にイスラム教徒によって、フカール川沿いの石灰岩の岩山の上に築かれた要塞が起源。

その後スペインに奪還されるとスペイン初のゴシック様式の大聖堂や崖から吊されているように見える不思議な構造の「宙吊りの家」などが築かれていき、地形を利用した景観が特徴でもあります。

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バレンシアのラ・ロンハ・デ・ラ・セダ/1996年登録

バレンシアのラ・ロンハ・デ・ラ・セダ/スペインの世界遺産
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バレンシアは、イベリア半島でも最大の港を持つ港湾都市で、新大陸が発見されるまではスペインの地中海側における随一の経済の中心地でした。ラ・ロンハ・デ・ラ・セダとは「絹の取引所」という意味で、ここは1482年から1498年まで、ペレ・コムプテといった建築家たちによって建造。

特に「柱のサロン」と呼ばれるエリアは、15〜16世紀の地中海の商業の中心地であり、後期ゴシック建築の傑作。

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ラス・メドゥラス/1997年登録

ラス・メドゥラス/スペインの世界遺産
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ラス・メドゥラスは、スペイン北西部カスティーリャ・イ・レオン州のポンフェラーダの近郊に広がる鉱山跡。ここは古くから金鉱脈があることで知られていて、1世紀にローマ帝国がこの地を支配するようになると、水路を築き、大量に水を流して山を削り、流れ出た土砂から砂金を採っていました。

3世紀になると金が枯渇し、そのまま放置され、現在は削り取られた赤い岩山だけが残る風景が広がっています。

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バルセロナのカタルーニャ音楽堂とサン・パウ病院/1997年登録

バルセロナのカタルーニャ音楽堂とサン・パウ病院/スペインの世界遺産
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アントニ・ガウディと同時代に活躍した建築家ルイス・ドメネク・イ・モンタネルは、モデルニスモ(モダニズム)の建築家。彼がデザイン設計した、バルセロナにある2つの建築物が登録されています。

鉄骨建築であるカタルーニャ音楽堂と、美しいデザインと装飾のサン・パウ病院はモデルニスモ建築の傑作でもあります。

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サン・ミジャンのユソ修道院とスソ修道院/1997年登録

サン・ミジャンのユソ修道院とスソ修道院/スペインの世界遺産
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スペイン北部のラ・リオハ州にあるサン・ミジャン・デ・ラ・コゴージャは、6世紀にラ・リオハの守護聖人ミジャンが丘の上(スソ)で修業場を造り、それが修道院の基礎となり、ここは巡礼地となりました。

10世紀に丘の上(スソ)、11世紀に丘の下(ユソ)とそれぞれ修道院が建造され、スソの修道院は最古のカスティーリャ語の文献『サン・ミジャンの注記』が発見。これはカスティーリャ語から現在のスペイン語へ繋がっていったということを示す大変貴重な資料です。

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ピレネー山脈のペルデュ山(フランスと共同)/1997年登録

ピレネー山脈のペルデュ山/スペインの世界遺産
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フランスとスペインの国境に位置するピレネー山脈の中央部にあるペルデュ山は、フランス語ではモン・ペルデュ、スペイン語ではモンテ・ペルディードと呼ばれ、「失われた山」や「迷子の山」といった意味を持ちます。

この地では古くから放牧が続けていて、伝統的な農牧畜を中心とした暮らしが今でも見られるという点で評価。

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コア渓谷とシエガ・ベルデの先史時代の岩絵遺跡群(ポルトガルと共同)/1998年(2010年拡大)

コア渓谷とシエガ・ベルデの先史時代の岩絵遺跡群/スペインの世界遺産
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イベリア半島北部を流れるドウロ川。ここは2万年以上前の旧石器時代ものも存在し、コア渓谷はイベリア半島でも最も広範囲に点在する岩絵群でもあります。

ポルトガル側にあるコア渓谷の岩絵群が1998年に世界遺産になると、スペイン側にあるシエガ・ベルデの岩絵群も2010年に追加で登録されました。

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イベリア半島の地中海沿岸の岩絵/1998年登録

イベリア半島の地中海沿岸の岩絵/スペインの世界遺産
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世界遺産としては、イベリア半島東岸にある、カタルーニャ州、アンダルシア州、バレンシア州、アラゴン州、カスティーリャ・ラ・マンチャ州、ムルシア州の6つの州にまたがっていて、758もの岩絵が登録されています。

これらは紀元前1万〜紀元前3500年(諸説あり)に狩猟採集民により、赤、黒、白などの顔料を使い、人間や動物などが描かれていて、中には狩猟や戦闘を含むダイナミックな構図もあるというのも特徴です。

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アルカラ・デ・エナーレスの大学と歴史地区/1998年登録

アルカラ・デ・エナーレスの大学と歴史地区/スペインの世界遺産
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首都マドリードから東へ約30kmの位置にあり、古代ローマ時代には「コンプルトゥム」と呼ばれ、イスラム支配下の12世紀に砦が築かれたため、「アルカラ(砦)」という街の名前のルーツとなっています。

ここは1508年にカスティーリャ王国の摂政を務めたシスネロス枢機卿によって創設されたコンプルテンセ大学があった場所で、大学は移転したものの、建造物は市民によって購入され、現在も残されています。ここは『ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ』の作者セルバンテスの出身地としても有名。

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サン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナ/1999年登録

サン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナ/スペインの世界遺産
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カナリア諸島でも最も人口が多いテネリフェ島。この島の北部にあるサン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナは、15世紀後半にスペイン人によって建造された都市。

ここはスペインの植民都市のモデルであり、要塞を持たない最初の都市でもありました。16〜18世紀に建造された教会や大学など、多くの建造物が残っています。

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イビサ、生物多様性と文化/1999年登録

イビサ、生物多様性と文化/スペインの世界遺産
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イビサ島は、地中海西部のバレアレス諸島に属する島で、面積571.6平方kmという小さな島ではありますが、ここはフェニキア人が紀元前7世紀に港を設立し、海上交易の拠点として繁栄。

島には「プッチ・フダス・ムリンス(風車の丘)」と呼ばれる墓地や、旧市街である「ダルト・ビラ(上の町)」はアラブ時代の町並みや城壁が残ります。近海にはポシドニア・オセアニカと呼ばれる海藻が自生し、モンクアザラシを含め地中海でも豊かな生態系が見られるのが特徴。

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タラゴナの考古遺跡群/2000年登録

タラゴナの考古遺跡群/スペインの世界遺産
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タラゴナはカタルーニャ州の州都バルセロナから西へ約100kmの位置にある位置。かつてはタッラコと呼ばれ、イベリア半島でも最初期のローマ人の入植地であり、ローマ時代はヒスパニア・タラコネンシス州の州都となった都市。

古代ローマ時代はスペイン最大の植民都市でした。遺跡のほとんどは都市の下に埋もれていますが、円形劇場や「悪魔の橋」とも呼ばれる水道橋など、ローマ時代の建築物が現在も見られます。

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エルチェの椰子園/2000年登録

エルチェの椰子園/スペインの世界遺産
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スペイン東部のバレンシア州の南部に位置するエルチェ。ここには紀元前5世紀にフェニキア人によって椰子が持ち込まれ、8世紀にイスラム勢力がこの地を支配すると、北アフリカから彼らの灌漑技術を利用し、椰子園が築かれました。

ここは雨が降らない土地にもかかわらず、近くにあるビナラポ川の水を引き込んで造園したもの。これはヨーロッパにおけるアラブの技術による灌漑施設でもあり、現在でも利用されています。

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ルーゴのローマ城壁/2000年登録

ルーゴのローマ城壁/スペインの世界遺産
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スペイン北西部のガリシア州にあるルーゴは、紀元前1世紀に初代ローマ皇帝アウグストゥスの軍師長によって設立された都市でした。現在の都市を囲む城壁は3〜4世紀にかけて建造され、これはローマ時代の建築物で利用されていた花崗岩や粘板岩(ねんばんがん)を積み重ねて構成されたもの。

現在でも城壁がそのまま残っていて、西欧におけるローマ時代後期の要塞の優れた例でもあります。

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バル・デ・ボイのカタルーニャ風ロマネスク様式教会群/2000年登録

バル・デ・ボイのカタルーニャ風ロマネスク様式教会群/スペインの世界遺産
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イベリア半島の北東にあるピレネー山脈。険しい山脈の南側にあるカタルーニャ州リェイダ県には、バル・デ・ボイ(ボイ渓谷)があり、各村にはロマネスク様式の教会が残っています。

ここはイスラム勢力に侵略を受けなかったため、保存状態は良好。1123年にタウル村に築かれたサン・クリメン教会には美しいフレスコ画が残っています。

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アタプエルカの考古遺跡/2000年登録

アタプエルカの考古遺跡/スペインの世界遺産
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イベリア半島の北部にあるアタプエルカ山脈には、カルスト地形の地層が残っていて、ここは20世紀後半から旧人類の化石が多く発見されている場所。

約80万年前にここに住んでいたとされる、ヨーロッパ最古の人類ホモ・アンテッサーの化石が発掘された場所。当時の石器類なども見られ、他にも40〜20万年前のハイデルベルク原人の化石も発掘されています。

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アランフエスの文化的景観/2001年登録

アランフエスの文化的景観/スペインの世界遺産
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マドリードから南へ約50kmの位置にあるアランフェスは王室ゆかりの土地。15世紀には既にスペイン王室の土地として利用されていて、16世紀になるとスペイン帝国最盛期の王・フェリペ2世によって宮殿が設立されました。

15〜18世紀にスペインの王室の夏の離宮が置かれ、宮殿には18世紀にフランスのバロック様式の庭園が加えられました。碁盤の目のように整備された町並みや自然と調和した庭園など、文化的景観として評価されています。

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ウベダとバエサのルネサンス様式の記念碑的建造物群/2003年登録

ウベダとバエサのルネサンス様式の記念碑的建造物群/スペインの世界遺産
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スペイン南部アンダルシア州にあるウベダとバエサは、お互いが約8kmほど離れていて、双子のような存在。9世紀にはイスラム教徒の支配されるもの13世紀にレコンキスタで取り戻され、街は16世紀に建築家アンドレス・デ・ヴァンデルヴィラなどによって、イタリアのルネサンス様式の都市計画で整備されました。

ウベダとバエサには、当時建造された市庁舎やパラドール、大聖堂などが今でも残ります。

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ビスカヤ橋/2006年登録

ビスカヤ橋/スペインの世界遺産
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ビスカヤ橋は、イベリア半島の北部、ネルビオン川の河口に作られた運搬橋。これは港湾都市ビルバオの入口にあたる場所に作られたインフラでもあります。

ここは世界最古の運搬橋で、建築家アルベルト・パラシオによって設計され、吊り下げられたゴンドラで人や車を運搬するというもの。この運搬橋はその後、ヨーロッパやアメリカ、アフリカなどの運搬橋のモデルとなりました。

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テイデ国立公園/2007年登録

テイデ国立公園/スペインの世界遺産
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カナリヤ諸島の中でも最大の島・テネリフェ島。この島の中央部にあるテイデ山は標高3718mとスペイン国内でも最大の高さを誇り、テイデ山の周囲は火山やラス・カニャダスの断崖が続く、総面積約190平方kmの国立公園でもあります。

ここは火山や断崖が並ぶ景観が続き、18世紀に火山活動が終わったものの、今でも地球や海底火山の歴史が見られる地でもあります。

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カルパティア山脈とヨーロッパ各地の古代及び原生ブナ林(他ヨーロッパ17ヶ国と共同)/2007年登録(2011・2017・2019年拡大)

カルパティア山脈とヨーロッパ各地の古代及び原生ブナ林/スペインの世界遺産
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ヨーロッパブナは、北はスウェーデン南部から南は地中海岸、西はポルトガル、東はトルコまで広がっていて、氷河期後期には、ヨーロッパの約40%はヨーロッパブナ(ファグス・シルヴァティカ)の林が広がっていました。登録エリア各地にはブナの原生林が広がっていて、ヨーロッパブナの原生林としては世界最大の規模を誇ります。

スペインとしての登録範囲は、北東部のピレネー山脈や北部のカンタブリア山脈、中部のセントラル山脈など、6箇所が含まれています。

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ヘラクレスの塔/2009年登録

ヘラクレスの塔/スペインの世界遺産
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スペイン北西部、ガリシア州のア・コルーニャから2.4km離れた半島にある灯台。この地にケルト人が住んでいたころからいくつか小さな塔があったと考えられていますが、ローマ時代に大きな塔が造られ、2世紀ころから灯台として使用されていました。

57mの丘の上に建てられた塔は高さ55m。現在の塔は18世紀に改築されたものですが、今も現役の灯台として活躍しています。

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トラムンタナ山脈の文化的景観/2011年登録

トラムンタナ山脈の文化的景観/スペインの世界遺産
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地中海に浮かぶマヨルカ島の北西部に連なるトラムンタナ山脈は、険しい山岳地帯であり、農業に不向きな土地でした。数千年に渡って果樹園や菜園を造園するために農地を開発し、山の斜面には段々畑が築かれてきたという背景があります。

現在のトラムンタナ山脈の村々には、教会や塔、灯台、石垣で囲まれた段々畑が続くという景観が見られ、今でも利用されています。

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水銀の遺産アルマデンとイドリヤ(スロヴェニアと共同)/2012年登録

水銀の遺産アルマデン/スペインの世界遺産
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スペインのアルマデンとスロヴェニアのイドリヤは、ハプスブルク家出身のスペイン国王・フェリペ2世の時代は2ヶ所ともスペイン領でした。2つの鉱山は世界でも最大の水銀鉱山だった場所で、ここで採掘された水銀は新大陸へ渡り、銀の精錬に使用されたもの。

スペインの内陸部にあり、カスティーリャ=ラ・マンチャ州シウダ・レアル県にある鉱山町。旧市街には、礼拝堂、水銀の販売所、旧監督官邸宅などがあり、水銀生産の場であったブスタマンテ炉などが残っています。そして、鉱夫のために建造された病院や娯楽のための闘牛場なども登録。

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アンテケーラのドルメン遺跡/2016年登録

アンテケーラのドルメン遺跡/スペインの世界遺産
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アンダルシア州マラガ県にあるアンテケーラは先史時代から人が住んでいて、ここにはまぐさ屋根(出入口の上部を横材で支える構造の屋根)の「メンガとビエラの支石墓」と、ドーム型の天井の円蓋墓の「エル・ロメラルのトロス」といった3つの巨石遺跡が残っています。

これらは埋葬のために地中に作られた支石墓の遺跡で、ヨーロッパの石造文化において重要なもの。

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カリフ都市メディナ・アサーラ/2018年登録

カリフ都市メディナ・アサーラ/スペインの世界遺産
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スペイン南部の大都市コルドバ郊外には、10世紀後半に最盛期のカリフ、アブド・アッラフマーン3世によって築かれた離宮を中心とした都市メディナ・アサーラがありました。

ここは1009〜1010年に破壊されてしまい、20世紀初頭に再発見されるまでそのまま地下に埋まっていたため、保存状態が良く、アル・アンダルス(イスラム勢力に支配されていた時代のイベリア半島)時代の繁栄が今でも見られるのが特徴です。

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リスコ・カイドとグラン・カナリア島の聖なる山々の文化的景観/2019年登録

リスコ・カイドとグラン・カナリア島の聖なる山々の文化的景観/スペインの世界遺産
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グラン・カナリア島はカナリア諸島の中でも2番目の大きさを誇る島で、ここは紀元前からアフリカ北西部に住むベルベル人の一派であるグアンチェ族が暮らしていました。

彼らは15世紀にスペイン人が入植するまで独自の生活を営んでいて、島には儀式のための円形の穴がある「アルモガレン」と季節ごとに祭礼が行われた「ロケ・ベンディガ」の2つの聖地が残ります。

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プラド通りとブエン・レティーロ、芸術と科学の景観/2021年登録

プラド通りとブエン・レティーロ、芸術と科学の景観/スペインの世界遺産
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首都マドリッドの中心部に位置するプラド通りは、シベレス広場とアトーチャ駅の間に位置する、約1kmほど続く並木通りのこと。これは16世紀に建造されたヨーロッパ初の並木通りで、木々や噴水などを配し、市民がゆっくりと過ごす空間として建造。

ここはスペイン国内やラテンアメリカの都市設計のモデルともなったという点でも評価されています。

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タラヨ期メノルカ – キュクロプス式建造物の島のオデッセイ/2023年登録

タラヨ期メノルカ – キュクロプス式建造物の島のオデッセイ/スペインの世界遺産
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地中海西部のバレアレス諸島の北東部に位置するメノルカ島は、バレアレス諸島州に属する小さな島。総面積としては約700平方kmではありますが、ここには1574もの考古学遺跡が点在する歴史の深い居住地でもあります。

島にはタラヨ(タライオット)という石積みの塔があることで有名。これらを含めて、島には紀元前2000年以上前から島で繁栄した「タライオティック文化」の遺跡が点在し、独特の建築技術を持っていたことが分かっています。

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世界遺産マニアの結論と感想

スペインの世界遺産は文化遺産が44件、自然遺産が4件、複合遺産が2件と盛りだくさん!サグラダ・ファミリア贖罪教会やアルハンブラ宮殿など、誰もが思い浮かべるスペインのイメージがありますが、それだけなく、ローマ遺跡や大聖堂、産業遺産、大学まで、ありとあらゆるものが世界遺産に登録されているので、ぜひディープに楽しんでみてくださいね。

※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。

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この記事を書いた人

世界遺産一筋20年以上!遺跡を求めて世界を縦横無尽で駆け抜ける、生粋の世界遺産マニアです。そんな「世界遺産マニア」が運営するこちらのサイトは1100以上もある遺産の徹底紹介からおもしろネタまで語り尽くすサイト。世界遺産検定一級取得済。

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