ロシアの世界遺産「オネガ湖と白海の岩絵群」とは?世界遺産マニアが解説

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登録区分文化遺産
登録基準(3)
登録年2021年

ロシア北西部にあるオネガ湖と白海には、紀元前6000〜7000年前の新石器時代に造られた岩絵が33箇所、約4500点も点在。これらは人間だけではなく、動物や狩猟、航海などをテーマにしたものなど、新石器時代の人々の生活を垣間見ることができます。

ここでは、オネガ湖と白海の岩絵群がなぜ世界遺産なのか、世界遺産マニアが分かりやすく解説。これを読めば、オネガ湖と白海の岩絵群について詳しくなること間違なし!

目次

オネガ湖と白海の岩絵群とは?

画像素材:shutterstock

ロシア北西部にあるカレリア共和国。ここはロシアとスウェーデン、フィンランドが争ってきたという歴史を持ち、現在はロシア領となっています。ここはスカンジナビア半島を含めて、フェスノカンジアと呼ばれることもあり、ここに残る33箇所の岩絵は紀元前6000〜7000年前に発展した新石器時代の文化を示すもの。ヨーロッパでも2番目に大きいオネガ湖と、そこから300km北方にある白海のそれぞれの岩絵が登録。

オネガ湖には、22箇所に1200を超える岩絵があり、半分は人間を描いたものですが、他は鳥や動物、そして、月と太陽をモチーフにしているという幾何学模様が描かれています。白海のものは、11箇所3400を超える岩絵が確認され、当時の人々の服装、そして、狩猟や航海の様子なども刻まれています。

オネガ湖と白海の岩絵群はどんな理由で世界遺産に登録されているの?

画像素材:shutterstock

オネガ湖と白海の岩絵群が評価されたのが、以下の点。

登録基準(iii)
オネガ湖と白海に残る岩絵は、居住地や埋葬地と関連していて、当時ここに暮らしていた人々の芸術であり、新石器時代の文化を証明するものであるという点。

世界遺産マニアの結論と感想

現在のロシア北西部の2つのエリアに残る岩絵は、新石器時代の人々の芸術作品であり、それが美しいのはもちろんですが、その岩絵からは当時の文化や暮らしなどが見られるという点で評価されています。

ちなみに、オネガ湖に浮かぶキジ島(キジー・ポゴスト)も世界遺産なので、オネガ湖は2つもの遺産を持つという、素晴らしいスポット。キジ島を含めてダブルで世界遺産を訪れることができます。

※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。

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この記事を書いた人

世界遺産一筋20年以上!遺跡を求めて世界を縦横無尽で駆け抜ける、生粋の世界遺産マニアです。そんな「世界遺産マニア」が運営するこちらのサイトは1100以上もある遺産の徹底紹介からおもしろネタまで語り尽くすサイト。世界遺産検定一級取得済。

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