イタリアの世界遺産「ヴァルカモニカの岩絵群」とは?世界遺産マニアが解説

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登録区分文化遺産
登録基準(3),(6)
登録年1979年

イタリア北部に位置するヴァルカモニカ(カモニカ渓谷)は、オーリオ川沿いに約70kmも続いています。渓谷沿いの岩には14万を超える岩絵が点在していて、中には紀元前8000年頃の石器時代のものもあり、世界でも最大級の岩絵が並ぶというのが特徴。

ここではヴァルカモニカの岩絵群がなぜ世界遺産なのか、世界遺産マニアが分かりやすく解説。これを読めば、ヴァルカモニカの岩絵群について詳しくなること間違いなし!

目次

ヴァルカモニカの岩絵群とは?

ヴァルカモニカの岩絵群
画像素材:shutterstock

ヴァルカモニカは、イタリア北部のロンバルディア州に位置する約70kmの渓谷。オーリオ川沿いには14万を超える岩絵が並ぶという世界でも有数の岩絵群。ここは最も古いもので紀元前8000年ころの石器時代に築かれたものから紀元前1世紀のローマ時代まで、さまざまな時代の岩絵が並んでいます。

絵柄のテーマは、農業や狩猟、戦争、幾何学模様などさまざま。中には紀元前1500年頃の集落の地図などもあり、当時の社会構造なども分かる資料となっています。

ヴァルカモニカの岩絵群はどんな理由で世界遺産に登録されているの?

ヴァルカモニカの岩絵群
画像素材:shutterstock

ヴァルカモニカの岩絵群が評価されたのが、以下の点。

登録基準(iii)
ヴァルカモニカの岩絵群は、8000年間に渡って描かれ続けたため、当時の人々の芸術感などが分かる貴重な資料であるという点。

登録基準(vi)
ヴァルカモニカの岩絵群は、先史時代の慣習や発想などを示していて、それは考古学や社会学、民俗学など、多ジャンルにおいて貢献しているということ。

世界遺産マニアの結論と感想

14万点にも及ぶヴァルモニカの岩絵は、世界でも最高規模の岩絵であると同時に、8000年に渡って描かれ続けたため、当時の暮らしなどが分かり、これは考古学だけではなく、さまざまなジャンルの学問の貴重な資料であるという点で評価されています。

ちなみに、ヴァルモニカの岩絵群は1979年登録と、イタリア初の記念すべき世界遺産1号でもあります。意外や意外、ローマ歴史地区の登録は1980年なので、こちらのほうが1年も早いというのは意外と知られてないという。

※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。

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この記事を書いた人

世界遺産一筋20年以上!遺跡を求めて世界を縦横無尽で駆け抜ける、生粋の世界遺産マニアです。そんな「世界遺産マニア」が運営するこちらのサイトは1100以上もある遺産の徹底紹介からおもしろネタまで語り尽くすサイト。世界遺産検定一級取得済。

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