モーリタニアの世界遺産の数はいくつある?それぞれを一覧にして世界遺産マニアが解説

  • URLをコピーしました!

西アフリカでも西部に位置するモーリタニアは、国土の9割以上がサハラ砂漠という国。ここはアラブとアフリカの文化が交わる地であり、イスラム教が広く布教されてきました。各地には遊牧民による交易都市の遺構が残っていて、海岸には絶滅危惧種の生物が暮らす海などがありますが、どんな世界遺産があるでしょうか?

ここでは、モーリタニアの世界遺産を世界遺産マニアが一覧にして分かりやすく解説。それぞれの遺産を簡潔に解説していきましょう。

目次

バン・ダルガン国立公園

バン・ダルガン国立公園/モーリタニアの世界遺産
画像素材:shutterstock

モーリタニア北西部に広がる国立公園で、ここは1万4000平方kmもの敷地を持ち、砂丘や沿岸の沼地、小さな島々、そして、海域も含めて世界遺産に登録。ここは暖流と寒流がぶつかる土地で魚類が多く生息しています。海域は大陸から約60km離れていても水深が5mというほどの遠浅の海となっているというのが特徴。

渡り鳥が多く立ち寄ち寄る越冬地としても有名で、絶滅危惧種のチチュウカイモンクアザラシの生息地となっています。

詳細はこちら↓

あわせて読みたい
モーリタニアの世界遺産「バン・ダルガン国立公園」とは?世界遺産マニアが解説 モーリタニア北西部の沿岸部に広がる岩礁地帯は国立公園として世界遺産に登録されています。ここは海岸から60km離れていても5mほどしか水位がないという遠浅の海で魚類が多く生息するため、渡り鳥が多く立ち寄ち寄る越冬地としても有名。そして、絶滅危惧種のチチュウカイモンクアザラシの生息地ともなっています。 ここではバン・ダルガン国立公園がなぜ世界遺産なのか、世界遺産マニアが分かりやすく解説。これを読めば、バン・ダルガン国立公園について詳しくなること間違なし!

ウアダン、シンゲッティ、ティシット、ウアラタの古いクスール

ウアダン、シンゲッティ、ティシット、ウアラタの古いクスール/モーリタニアの世界遺産
画像素材:shutterstock

モーリタニア各地に残るウアダン、シンゲッティ、ティシット、ウアラタのクサール(旧市街)は、もともとは北アフリカから西アフリカ各地を結ぶ、サハラ砂漠の交易ルートの中継地として建造されました。

これらの都市は12〜16世紀にかけて発展し、クサールと呼ばれる旧市街が残っています。ここには四角いミナレットのあるモスクや狭い通りが広がっていて、西サハラの遊牧民の伝統的な文化と生活を今に残すもの。

詳細はこちら↓

あわせて読みたい
モーリタニアの世界遺産「ウアダン、シンゲッティ、ティシット、ウアラタの古いクスール」とは?世界遺... モーリタニアの内陸部のサハラ砂漠には11〜12世紀にモロッコやマリなどを結ぶための隊商都市が築かれました。ウアダン、シンゲッティ、ティシット、ウアラタは12〜16世紀にかけて発展し、これらの都市にはクサールと呼ばれる旧市街が残っていて、四角いミナレットのあるモスクや狭い通りが広がり、西サハラの遊牧民の伝統的な文化と生活を残すもの。 ここではウアダン、シンゲッティ、ティシット、ウアラタの古いクスールがなぜ世界遺産なのか、世界遺産マニアが分かりやすく解説。これを読めば、クスールについて詳しくなること間違なし!

世界遺産マニアの結論と感想

モーリタニアの世界遺産としては2件登録。数は少ないものの、砂漠の国だけにキャラバンが立ち寄った交易都市と、貴重な海洋生物が暮らす国立公園があり、他の国にはない個性的な遺産があるのが魅力です!

※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

世界遺産一筋20年以上!遺跡を求めて世界を縦横無尽で駆け抜ける、生粋の世界遺産マニアです。そんな「世界遺産マニア」が運営するこちらのサイトは1100以上もある遺産の徹底紹介からおもしろネタまで語り尽くすサイト。世界遺産検定一級取得済。

目次