東ヨーロッパの内陸国・モルドバ。最近ではワインなどで有名ですが、実は世界遺産が一つあるということを知っていますか?とはいえ、モルドバで登録されている世界遺産は「シュトルーヴェの測地弧」のみ。
ここでは、モルドバの世界遺産を世界遺産マニアが一覧にして分かりやすく解説。記念すべき一つ目の遺産を簡潔に解説していきましょう。
目次
ルディ/シュトルーヴェの測地弧

19世紀の天文学者フリードリッヒ・フォン・シュトルーベは、北極圏から国会まで10カ国に渡って2820km以上にも及ぶ測地点を繋いで測量したことから、人類史上初、経線を正確に測ることに成功しました。後に、北はハンメルフェスト(ノルウェー)から南はスタラ・ネクラシウカ(ウクライナ)まで265箇所も配置されるようになり、現在は10カ国にもまたがっています。
モルドバにある測地点は、ウクライナ沿いのルディという街に測地点があり、その場所には記念碑がポツンと置かれています。
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ヨーロッパの世界遺産「シュトルーヴェの測地弧」とは?世界遺産マニアが解説 19世紀の天文学者フリードリッヒ・フォン・シュトルーベは、北極圏から国会まで10カ国に渡って2820km以上にも及ぶ測地点を繋いで測量したことから、人類史上初、経線を正確に測ることに成功しました。これにより地球の大きさを測量し、地球がわずかに楕円形であるということが分かったのです。 ここではシュトルーヴェの測地弧がなぜ世界遺産なのか、世界遺産マニアが分かりやすく解説。これを読めば、シュトルーヴェの測地弧について詳しくなること間違なし!
世界遺産マニアの結論と感想
モルドバは、現在も2件ほど暫定リストに登録されていますが、世界遺産として登録されているのは、ルディの「シュトルーヴェの測地弧」のみ。記念碑は小さく、ちょっと寂しいけど…測地点そのものに価値があるのだから、世界に誇るきちんとした世界遺産なのです。
※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。