東南アジアの世界遺産をまとめました!それぞれを一覧にして世界遺産マニアが解説

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東南アジアとは、アジアのうち南シナ海周辺に位置する広大なエリアで、どの地域も平均気温25度以上の熱帯エリア。文明の交差路であったことから多くの遺跡や絶滅危惧種が暮らす貴重な森など、さまざまな遺産がありますが、世界遺産はいくつあるでしょうか?

ここでは、東南アジアの世界遺産を世界遺産マニアが一覧にして分かりやすく解説。それぞれの遺産を簡潔に解説していきましょう。

目次

タイ/7件

スコータイの歴史上の町と関連の歴史上の町/東南アジアの世界遺産
画像素材:shutterstock

インドシナ半島の中央部からマレー半島北部にまたがるタイは、東南アジアでも屈指の観光国家。歴史も深く、現代でも王室が残るほどに伝統のある国家です。

なんといってもアユタヤとスコータイは観光地としても有名。その他の遺産は、馴染みがないかもしれませんですが、世界遺産としての価値は高いというのが特徴。

■登録されている遺産
スコータイの歴史上の町と関連の歴史上の町/1991年登録
古都アユタヤ/1991年登録
トゥンヤイ-フワイ・カーケン野生生物保護区/1991年登録
バーンチエン遺跡/1992年登録
ドンパヤーイェン-カオヤイ森林地帯/2005年登録
ケーンクラチャン森林保護区群/2021年登録
古代都市シーテープおよび関連するドヴァーラヴァティー史跡群/2023年登録

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ベトナム/8件

ホイアンの古い町並み/東南アジアの世界遺産
画像素材:shutterstock

ベトナムは、インドシナ半島の東部に位置する長細い国家。北は中国、南はカンボジアと国境を接していて、古くから多くの文化が融合する土地でした。

ハロン湾のような自然遺産から古代遺跡であるミーソン聖域、女子に大人気の可愛い街並みのホイアンまで幅広いジャンルの遺産があるのが魅力です。

■登録されている遺産
フエの建造物群/1993年登録
ハロン湾=カットバー群島/1994年登録(2000年、2023年拡大)
ホイアンの古い町並み/1999年登録
ミーソン聖域/1999年登録
フォンニャ=ケバン国立公園/2003年登録
ハノイのタンロン皇城の中心区域/2010年登録
胡朝の城塞/2011年登録
チャンアンの景観関連遺産/2014年登録

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カンボジア/4件

アンコール遺跡/東南アジアの世界遺産
画像素材:shutterstock

カンボジアといえば、国旗のデザインにも取り入れられているアンコール・ワットがシンボル的存在。もちろん、アンコール・ワットは世界遺産ではありますが、他にも古代に繁栄した国家の足跡が見られる3つの文化遺産が登録されています。それらもアンコール・ワット並みに優れた遺跡。

■登録されている遺産
アンコール遺跡/1992年登録
プレアヴィヒア寺院/2008年登録
古代イシャナプラの考古遺跡 サンボー・プレイ・クックの寺院地区/2017年登録
コー・ケー:古代リンガプラ(チョック・ガルギャー)の考古遺跡/2023年登録

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フィリピン/6件

フィリピンのバロック様式教会群/東南アジアの世界遺産
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フィリピンは、大小合わせて7107もの島が合わさった島国でもあります。人気のセブ島を筆頭に美しいリゾートが多く、各地にスペイン統治時代のバロック建築が残るというのが独特。他にも棚田からウツボカズラが住む山など、ユニークな遺産もありますよ。

■登録されている遺産
トゥバタハ岩礁自然公園/1993年登録
フィリピンのバロック様式教会群/1993年登録
フィリピン・コルディリェーラの棚田群/1995年登録
ビガン歴史都市/1999年登録
プエルト・プリンセサ地底河川国立公園/1999年登録
ハミギタン山域野生生物保護区/2014年登録

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マレーシア/4件

マラッカ海峡の歴史的都市群、ムラカとジョージタウン/東南アジアの世界遺産
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マレーシアは、おもにマレー半島とボルネオ島から構成される国家。多くのエリアは熱帯雨林地帯であるために手つかずの自然が今でも保護されています。

世界最大の地下洞窟空間のあるグヌン・ムル国立公園や、リゾート地として有名なペナンのジョージタウンと、ユニークな遺産が多いのが特徴です。

■登録されている遺産
キナバル自然公園/2000年
グヌン・ムル国立公園/2000年
マラッカ海峡の歴史的都市群、ムラカとジョージタウン/2008年
レンゴン渓谷の考古遺産/2012年

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シンガポール/1件

シンガポール植物園/東南アジアの世界遺産
画像素材:shutterstock

シンガポールで世界遺産に登録されているのは、島の中心に位置する広大な植物園「シンガポール植物園」。1859年にローレンス・ニーベンにより開園し、植物の保護と教育の両方で世界最高レベルの機関となっています。

■登録されている遺産
シンガポール植物園

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インドネシア/11件

ボロブドゥール寺院遺跡群/東南アジアの世界遺産
画像素材:shutterstock

インドネシアは、大小1万3000もの島々で構成され、人口は約2.7億人という多民族国家。世界遺産としてはボロブドゥールやプランバナンなど、古くからの王朝の存在を示す遺跡があることで有名です。

他にもコモドオオトカゲやオランウータンなど、珍しい動物が多く住むエリアなどがあり、自然遺産も見応え抜群!

■登録されている遺産
ボロブドゥール寺院遺跡群/1991年登録
ウジュン・クロン国立公園/1991年登録
コモド国立公園/1991年登録
プランバナン寺院群/1991年登録
サンギラン初期人類遺跡/1996年登録
ロレンツ国立公園/1999年登録
スマトラの熱帯雨林遺産/2004年登録
バリ州の文化的景観 : トリ・ヒタ・カラナの哲学を表現したスバック・システム/2012年登録
サワリントのオンビリン炭鉱遺産/2019年登録
ジョグジャカルタの宇宙論的軸線とその歴史的建造物群/2023年登録

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ミャンマー/2件

バガン/東南アジアの世界遺産
画像素材:shutterstock

ミャンマーはインドシナ半島の西部に位置する国家で、南北に流れるエーヤワディー川を中心に文明が発展してきました。古くから仏教が盛んな国であり、今でも街には古い仏塔が多く見られます。カンボジアのアンコール・ワット、インドネシアのボロブドゥールと並ぶ世界三大仏教遺跡の一つ「パガン」があることで有名。

■登録されている遺産
ピュー古代都市群/2014年登録
バガン/2019年登録

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世界遺産マニアの結論と感想

東南アジアはの世界遺産は、アンコール・ワットやハロン湾、アユタヤ、ボロブドゥールなど、各国の人気観光地から貴重な森が暮らす森まで幅広いジャンルの遺産があるのが魅力です!日本からもアクセスが良いので、ぜひ気軽に訪れてみてくださいね。

※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。

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この記事を書いた人

世界遺産一筋20年以上!遺跡を求めて世界を縦横無尽で駆け抜ける、生粋の世界遺産マニアです。そんな「世界遺産マニア」が運営するこちらのサイトは1100以上もある遺産の徹底紹介からおもしろネタまで語り尽くすサイト。世界遺産検定一級取得済。

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