スペインの世界遺産「ルーゴのローマ城壁」とは?世界遺産マニアが解説

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登録区分文化遺産
登録基準(4)
登録年2000年

スペイン北西部にあるルーゴは、紀元前1世紀に建造されたローマの植民都市「ルクス」が由来。現在でも3〜4世紀ころに建造された城壁がそのまま残っていて、西欧における後期ローマの要塞の優れた例でもあります。

ここではルーゴのローマ城壁がなぜ世界遺産なのか、世界遺産マニアが分かりやすく解説。これを読めば、ルーゴについて詳しくなること間違いなし!

目次

ルーゴのローマ城壁とは?

ルーゴのローマ城壁
画像素材:shutterstock

スペイン北西部のガリシア州にあるルーゴは、紀元前1世紀に初代ローマ皇帝アウグストゥスの軍師長によって設立された都市でした。ここは鉱物資源に恵まれていて、現在の都市を囲む城壁は3〜4世紀にかけて建造され、これはローマ時代の建築物で利用されていた花崗岩や粘板岩(ねんばんがん)を積み重ねて構成されたもの。城壁は全長2117mであるというほどに広大で、高さは8〜10m、幅は基本4.2mですが、一部は7mにも達する箇所も。今でも85の塔と10の門、4つの階段と2つの傾斜路を持つという構造で、西ローマ帝国(395〜480年)において最も保存状態の良い軍事建築でもあります。

その後、何度も攻撃を受けましたが、元の区画や壁、塔、搭載、門、階段など、当時の防御施設がそのまま残り、その特徴を保持しています。都市の拡大とともに城壁は町の区画に融合していき、1973年には城壁が自由に歩けるようになり、現在は地元住民や観光客のための通路となって利用されています。

ルーゴのローマ城壁はどんな理由で世界遺産に登録されているの?

ルーゴのローマ城壁
画像素材:shutterstock

ルーゴが評価されたのが、以下の点。

登録基準(iv)
ルーゴのローマ時代の城壁は、ローマ帝国後期に要塞として優れた例であったという点。

世界遺産マニアの結論と感想

ここはローマ帝国後期で建造された城壁の中でも軍事施設や建築技術として優れていて、なおかつ非常に保存状態がよいという点で評価されています。

ちなみに、ガリシアの名物というと、タコ料理が有名ですが、特に美味しいタコが食べられるのはルーゴ県と評判。現地では、茹でたタコに塩とパプリカ、オリーブオイルをかけてシンプルにいただくのですが、アヒージョもタコだったりと…タコ尽くしを味わうのがおすすめ。

※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。

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この記事を書いた人

世界遺産一筋20年以上!遺跡を求めて世界を縦横無尽で駆け抜ける、生粋の世界遺産マニアです。そんな「世界遺産マニア」が運営するこちらのサイトは1100以上もある遺産の徹底紹介からおもしろネタまで語り尽くすサイト。世界遺産検定一級取得済。

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