ボリビアの世界遺産の数はいくつある?それぞれを一覧にして世界遺産マニアが解説

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ボリビアは南米中央部にある国で、国土の3割はアンデス山脈というほどに険しい地形が続きます。ここは南米でも先住民が多いエリアで、世界遺産も古代遺跡からスペイン人による旧市街など、文化遺産がいっぱい!ところでボリビアの世界遺産はいくつあるでしょうか?

ここでは、ボリビアの世界遺産を世界遺産マニアが一覧にして分かりやすく解説。それぞれの遺産を簡潔に解説していきましょう。

目次

ポトシ市街

ポトシ市街/ボリビアの世界遺産
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ボリビアの南部、アンデス山脈の盆地に築かれた都市。ポトシ県の行政府所在地であり、標高はなんと4090mと人が住む場所としては最も高い位置にある都市の一つ。こんな高所に街が建造されたのは、16世紀前半に「セロ・リコ(富の山)」と名付けられた銀鉱山が発見されてから。

街の周囲には水路と人造湖が築かれ、中心部には貴族の邸宅から労働者の居住区など、当時建造されたものが現在でも残っているという点で評価されています。

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チキトスのイエズス会伝道所群

チキトスのイエズス会伝道所群/ボリビアの世界遺産
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ボリビア東部のサンタ・クルス県のチキトス地方。ここには16世紀のイギリスの法律家で人文主義者であるトマス・モアが唱えた「理想的な共同体」に影響を受けたイエズス会の修道士たちが設立した、サン・フランシスコ・ハビエル、サン・ラファエル、サン・ホセ、コンセプシオン、サンタ・アナ、サン・ミゲルなど、6つのレドゥクシオン(伝道所)が世界遺産に登録されています。

これらはヨーロッパと先住民の建築様式が融合されたメスティソ様式が見られ、サン・ラファエル伝道所には美しい木造の円柱彫刻などが残っています。

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古都スクレ

古都スクレ/ボリビアの世界遺産
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スクレはボリビア中央部のチュキサカ県に位置し、標高は2810m。1538年にスペインからやってきた“征服者”フランシスコ・ピサロの指示によって設立。実は、ボリビアの首都はラパスではありますが、憲法上はスクレになっているのです。

司教座が置かれるとキリスト教の布教の中心地となり、街には保存状態の良い宗教建築物が多く、これらは先住民の伝統とスペインの建築様式の融合が見られます。

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サマイパタの砦

サマイパタの砦/ボリビアの世界遺産
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サマイパタの砦は、ボリビア東部・サンタクルス県の南西部に丘の上に残る遺跡。ここは東西250m、南北60mほどの大きさの遺跡となっていて、「砦」とはいうものの、儀式などを行う宗教施設と行政施設、居住区などがあった宗教都市であったとされています。ここはインカ帝国以前に先住民によって高度な文明が存在した証拠であるのが特徴。

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ティワナク:ティワナク文化の宗教的・政治的中心地

ティワナク:ティワナク文化の宗教的・政治的中心地/ボリビアの世界遺産
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ティワナクはボリビア西部、標高3850mにあるチチカカ湖の南側に位置する小さな町。この町にはかつてインカ帝国以前に南米で繁栄したティワナク文明の都市遺跡が存在します。彼らは文字を残していないため、詳しいことはわかっていませんが、最盛期は6〜10世紀だと考えられています。

ここに住む人々は12世紀には姿を消しましたが、遺跡はアカパナというピラミッド跡や一枚岩で築かれた太陽の門などが残り、高度な石加工の技術を持った文明だったと推測されています。

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エル・ケンプ・メルカード国立公園

エル・ケンプ・メルカード国立公園/ボリビアの世界遺産
画像素材:Javierhurtadovaca(Wikimedeia Commmons)

ボリビア東部に位置するサンタ・クルス県の中でも、ブラジル国境沿いにある約1万5230平方kmもの広大な国立公園。ここは標高200mの平原から1000mの山頂部まで高低差があるため、熱帯平原や湿地、セラード(草原に灌木が点在する地形)、常緑樹林など、さまざまな地形が見られます。

ここには4000種以上の植物や600種以上の鳥類、オオアルマジロやオオアリクイのような絶滅危惧種も生息しています。

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カパック・ニャン アンデスの道(コロンビア、エクアドル、ペルー、チリ、アルゼンチンと共同)

カパック・ニャン アンデスの道/ボリビアの世界遺産/ボリビアの世界遺産
画像素材:shutterstock

カパック・ニャンは、インカの人々によって数百年にも渡って築かれ、北からコロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビア、チリ、アルゼンチンにまたがる3万kmの街道。これらは約6000m級の山々、熱帯雨林、渓谷、砂漠などを通る、世界でも最大規模の道路網でもあります。

ボリビアで登録されているのは、「コリャ・スウユ(南方)」の一部。これは現在のペルーとボリビア国境とのティティカカ湖やコパカワナを通り、ボリビアの首都ラ・パスと郊外のティワナク、チリのアタカマ砂漠を貫き、さらにチリ・アルゼンチン中部までを結んでいました。

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世界遺産マニアの結論と感想

ボリビアは他国と共同の遺産もありますが、文化遺産は6つ、自然遺産は1つと合計で7つの世界遺産が登録。世界遺産はアンデス山脈の高原地帯にも点在していて、これらはインカ帝国以前から文明が築かれていたという証拠でもあり、古代ロマンあふれる遺跡が多いというのも特徴ですよ!

※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。

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この記事を書いた人

世界遺産一筋20年以上!遺跡を求めて世界を縦横無尽で駆け抜ける、生粋の世界遺産マニアです。そんな「世界遺産マニア」が運営するこちらのサイトは1100以上もある遺産の徹底紹介からおもしろネタまで語り尽くすサイト。世界遺産検定一級取得済。

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