「アイスランド」という名前だけでにヨーロッパでも最北の地にある国家ではありますが、火山で形成された領土のために、世界遺産も火山にまつわるものがたくさん!アイスランド世界遺産の数はいくつあるでしょうか?
ここでは、アイスランドの世界遺産を世界遺産マニアが一覧にして分かりやすく解説。それぞれの遺産を簡潔に解説していきましょう。
シンクヴェトリル国立公園
シンクヴェトリル国立公園は、「地溝帯」という大陸プレートの割れ目に位置する国立公園。その割れ目は「ギャオ」と呼ばれ、割れ目には水が入り込み、ここを潜るというツアーも人気。
ここは豊かな自然が見られる場所であると同時に、世界最古の議会である「アルシング(全島集会)」が930〜1798年まで毎年開催されていた場所。アルシングとは、各地にいた入植者たちの代表者が集まって島全体の法律などを制定する会議であり、これは現在の民主制議会に繋がるものでした。
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スルツェイ島
アイスランド南方に浮かぶ無人島で、ここは1963〜1967年に海底火山が突如噴火して誕生した火山島。スルツェイは北欧神話に登場する巨人「スルト」から由来しています。海岸は侵食により削れてしまい、現在の島の面積は誕生当時から比べ、半分ほど。
ここは誕生から現在までずっと人間の立ち入りを禁止しているため、どのように植物や動物の誕生して、島が発展するかというデータを取るのに格好の場所となっています。
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ヴァトナヨークトル国立公園-火と氷の絶えず変化する自然
アイスランド南東部にある国立公園。140万ヘクタールの広大なエリアが登録されていて、ヨーロッパ最大規模の体積の氷河「ヴァトナヨークトル氷河」も含まれていることで有名。
地下に存在するマグマとリソスフェア(岩石圏)が雪氷圏や水圏、大気と相互に作用していて、この地では世界でも見られない地質学的なプロセスが見られ、 「火と氷が絶えず変化する」というのは、まさにこのことを示しています。
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世界遺産マニアの結論と感想
アイスランドは小さな島国ではありますが、実は3つも世界遺産もあるんですね!2つは自然遺産で、1つは文化遺産であるものの、どれも火山にまつわるものであることから、アイスランドらしい世界遺産でもあります。
※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。