ペルーの世界遺産の数はいくつある?それぞれを一覧にして世界遺産マニアが解説

  • URLをコピーしました!

ペルーは南米西部の太平洋岸に位置する国。ここにはマチュピチュやクスコ、ナスカの地上絵など、人気の高い世界遺産が多くあることでも有名ですね。ところでペルーには世界遺産がいくつあるでしょうか?

ここでは、ペルーの世界遺産を世界遺産マニアが一覧にして分かりやすく解説。それぞれの遺産を簡潔に解説していきましょう。

目次

マチュ・ピチュの歴史保護区

マチュ・ピチュの歴史保護区/ペルーの世界遺産
画像素材:shutterstock

ペルーの東側、アンデス山脈とアマゾン盆地の間に位置するマチュ・ピチュの都市遺跡。マチュ・ピチュとは、ケチュア語で「年老いた峰」を意味していて、隣のワイナ・ピチュ(若い峰)の間に築かれた都市遺跡一帯を、一般的に「マチュ・ピチュ」と呼びます。

なぜ建設されたかは今でもはっきりしないのですが、敷地内に残る巨大な神殿や灌漑施設などは、インカ帝国の技術力の高さが伺えるもの。そして、周囲は手つかずの自然が残されていて、絶滅危惧種を含む動植物も見られるため、複合遺産として登録されています。

詳細はこちら↓

あわせて読みたい
ペルーの世界遺産「マチュ・ピチュの歴史保護区」とは?世界遺産マニアが解説 マチュ・ピチュは、ペルーの東側、アンデス山脈に囲まれた標高2430mの位置にある都市遺跡。なぜ建設されたかは今でもはっきりしないのですが、敷地内に残る巨大な神殿や灌漑施設など、インカ帝国の技術力の高さが伺えるもの。そして、周囲は手つかずの自然が残されていて、絶滅危惧種を含む動植物も見られるため、複合遺産として登録されています。 ここでは、マチュ・ピチュの歴史保護区がなぜ世界遺産なのか、世界遺産マニアが分かりやすく解説。これを読めば、マチュ・ピチュについて詳しくなること間違なし!

クスコ市街

クスコ市街/ペルーの世界遺産
画像素材:shutterstock

クスコは標高3400mもの位置にある高原都市。13世紀になると、インカ帝国の前身となるクスコ王国が開かれ、ここが首都となりました。しかし、16世紀にスペイン人征服者によって街は破壊。

彼らはインカの都市を土台にしてバロック様式の教会や宮殿を作ったため、独特の景観が残る都市となりました。

詳細はこちら↓

あわせて読みたい
ペルーの世界遺産「クスコ市街」とは?世界遺産マニアが解説 ペルー東部・アンデス山脈にある大都市クスコは、かつてインカ帝国の首都として栄えました。クスコ王国の第9代サパ・インカ(皇帝)パチャクテクの時代に最盛期を迎えたものの、16世紀にスペイン人征服者によって街は破壊。彼らはインカの都市を土台にしてバロック様式の教会や宮殿を作ったため、独特の景観が残る都市となりました。 ここでは、クスコ市街がなぜ世界遺産なのか、世界遺産マニアが分かりやすく解説。これを読めば、クスコについて詳しくなること間違なし!

チャンチャン遺跡地帯

チャンチャン遺跡地帯/ペルーの世界遺産
画像素材:shutterstock

ペルー北西部ラ・リベルタ県のトルヒーリョ市郊外にあるチャンチャン遺跡。ここは複数の川の流域のある肥沃な土地で、かつて約1000kmもの海外線を支配し、最盛期に人口が約10万人もの人口を誇ったチムー王国の首都でもありました。

遺跡にはアドベ(日干しレンガ)の高い壁で築かれた「シウダデラ」と呼ばれる方形の区画が今でも残っていて、これは都市機能が分割されていたということを残す証拠でもあります。

ワスカラン国立公園

ワスカラン国立公園/ペルーの世界遺産
画像素材:shutterstock

首都リマから北方へ約400km。ワスカラン国立公園は、ペルー最高峰のワスカラン山を代表に6000m級の山が連なる公園です。ここは南緯10度前後の熱帯地域にありながら、雪に覆われた山々、氷河、氷河湖、ツンドラなどが存在するというのが特徴。

ここにはアンデスの高山帯でしか見られないプヤ・ライモンディなども生息。

詳細はこちら↓

あわせて読みたい
ペルーの世界遺産「ワスカラン国立公園」とは?世界遺産マニアが解説 ペルー中央部に位置する標高6768mのワスカラン山はペルー最高峰。このワスカラン山を中心に6000m級の山々と氷河、ヤンガヌコ湖などの美しい氷河湖、深い渓谷などが見られるのがワスカラン国立公園です。アンデスの高山帯でしか見られないプヤ・ライモンディなども生息。 ここではワスカラン国立公園がなぜ世界遺産なのか、世界遺産マニアが分かりやすく解説。これを読めば、ワスカラン国立公園について詳しくなること間違なし!

マヌー国立公園

マヌー国立公園/ペルーの世界遺産
画像素材:shutterstock

ペルー南東部にあるマヌー国立公園は、アンデス山脈とアマゾン盆地の合流点にあり、膨大な種類の動物が多く住む「動物たちの楽園」でもあります。ここは大都市からの道路が存在していないため、人間の影響を受けず、熱帯雨林、湿原、高原、山岳地帯など、さまざまな自然環境が見られます。

公園では地球に生息する鳥類の約10%にあたる約800種見られ、多くの動植物が暮らします。この生息地はアマゾン川がかつてギアナ高地とブラジルの中央高原に囲まれた内海だったということを示すもの。

詳細はこちら↓

あわせて読みたい
ペルーの世界遺産「マヌー国立公園」とは?世界遺産マニアが解説 ペルー南東部に位置するマヌー国立公園は、マヌー川を中心とした1万7000平方kmもの広さを誇る、ペルー最大の国立公園。ここでは地球に生息する鳥類の約10%にあたる約800種や多くの生物が見られますが、これらはアマゾン川がかつてギアナ高地とブラジルの中央高原に囲まれた内海だったということを示すもの。 ここではマヌー国立公園がなぜ世界遺産なのか、世界遺産マニアが分かりやすく解説。これを読めば、マヌー国立公園について詳しくなること間違なし!

リマ歴史地区

リマ歴史地区/ペルーの世界遺産
画像素材:shutterstock

ペルーの首都リマはペルーの西海岸沿いにあり、リマリック川南岸にある都市。1535年にスペインの征服者(コンキスタドール)であるフランシスコ・ピサロがここを「副王たちの都」として都市を築きました。リマはスペインの首都マドリードをモデルにして、街の中心であるアルマス広場を中心に碁盤の目のような区画で設計。

町には、南米建築の最高傑作とされるサン・フランシスコ修道院など、ヨーロッパと南米の文化の融合が見られる建築物が並びます。

詳細はこちら↓

あわせて読みたい
ペルーの世界遺産「リマ歴史地区」とは?世界遺産マニアが解説 ペルーの首都リマは、16世紀にフランシスコ・ピサロによって築かれ、18世紀までペルー副王領の首都として南米のスペイン領の中心地でした。町には、南米建築の最高傑作とされるサン・フランシスコ修道院など、ヨーロッパと南米の文化の融合が見られる建築物が並びます。 ここでは、リマ歴史地区がなぜ世界遺産なのか、世界遺産マニアが分かりやすく解説。これを読めば、リマについて詳しくなること間違なし!

リオ・アビセオ国立公園

リオ・アビセオ国立公園/ペルーの世界遺産
画像素材:Gato Montes(Wikipedia Commons)

ペルー北部にあり、アンデス山脈の東斜面に広がる広大な公園で、合計で2745平方kmにも及ぶほど。ここはアマゾン川の支流であるマラニョン川とワジャガ川に挟まれた地で、人がほぼ住むことがない雲霧林を保護しています。

熱帯雨林には、固有種が多く存在し、絶滅したとされる黄色の尾を持つヘンディーウーリーモンキーが発見されたことで有名な場所。ここは標高2500〜4000mのアンデス山脈の急斜面にはインカ帝国以前に建造された住居遺跡が広がっています。

詳細はこちら↓

あわせて読みたい
ペルーの世界遺産「リオ・アビセオ国立公園」とは?世界遺産マニアが解説 ペルー北部にあるリオ・アビセオ国立公園は、アマゾン川上流に位置する熱帯雨林には、固有種が多く存在し、絶滅したとされる黄色の尾を持つヘンディーウーリーモンキーが発見されたことで有名な場所。ここは標高2500〜4000mのアンデス山脈の急斜面にはインカ帝国以前に建造された住居遺跡が広がっています。 ここではリオ・アビセオ国立公園がなぜ世界遺産なのか、世界遺産マニアが分かりやすく解説。これを読めば、リオ・アビセオ国立公園について詳しくなること間違なし!

ナスカとパルパの地上絵

ナスカとパルパの地上絵/ペルーの世界遺産
画像素材:shutterstock

ペルー南部のイカ県に位置する小さな町ナスカ。ここはペルーの南海岸に貫く丘陵地帯とアンデス山脈の間にある盆地。町の郊外には紀元前2世紀〜後6世紀に描かれたという地上絵があります。

地上絵があるエリアは約450平方kmもあり、ここにはなんと1500以上の地上絵が残存。そして、ナスカの地上絵の北側にはパルパというもう一つの地上絵が点在するエリアも広がっています。

詳細はこちら↓

あわせて読みたい
ペルーの世界遺産「ナスカとパルパの地上絵」とは?世界遺産マニアが解説 首都リマから南へ約400km。ナスカという小さな町の郊外には紀元前2世紀〜後6世紀に描かれたという地上絵があります。地上絵があるエリアは約450平方kmもあり、ここにはなんと1500以上の地上絵が残存。そして、ナスカの地上絵の北側にはパルパというもう一つの地上絵が点在するエリアも広がっています。 ここでは、ナスカとパルパの地上絵がなぜ世界遺産なのか、世界遺産マニアが分かりやすく解説。これを読めばナスカとパルパの地上絵について詳しくなること間違なし!

アレキパ市の歴史地区

アレキパ市の歴史地区/ペルーの世界遺産
画像素材:shutterstock

ペルー南部、3つの火山の麓にあるアレキパ。町は16世紀に設立され、それ以前に住んでいた先住民の集落をもとに建設されたもの。昔から地震の多い地域だったので、聖堂には2m以上、住宅には1mの厚さの壁があり、地震対策がされているのが特徴です。

建築物は周辺の白い火山岩で作られたものが多く、独特の町並みが形成されていて、そのため「白い町」と呼ばれます。

詳細はこちら↓

あわせて読みたい
ペルーの世界遺産「アレキパ市の歴史地区」とは?世界遺産マニアが解説 アレキパは、ペルー南部にある山々に囲まれた高原都市。周辺で取れる白い火山岩によって造られた建築物がほとんどで、そのため「白い町」と呼ばれます。建築物にはスペインと先住民のそれぞれの建築技術が見られ、バロック様式の優雅なファサードを持つ大聖堂など、美しい街並みが評価。 ここでは、アレキパ市の歴史地区がなぜ世界遺産なのか、世界遺産マニアが分かりやすく解説。これを読めば、アレキパについて詳しくなること間違なし!

神聖都市カラル=スーペ(カラル遺跡)

神聖都市カラル=スーペ(カラル遺跡)/ペルーの世界遺産
画像素材:shutterstock

首都リマから北西へ約140kmの位置にあるカラル=スーペは、乾燥した砂漠地帯を流れるスーペ川の渓谷沿いに築かれた都市。紀元前3000〜紀元前2000年ころに設立されたとされるほどに古く、ここは500年ほど人が住んでいたとされ、アメリカ大陸でも最古とされる文明の一つ。

ここには巨大なピラミッドやキープと呼ばれる組み紐も発見されていて、優れた文明を持つ国家であったという証拠を残しています。

詳細はこちら↓

あわせて読みたい
ペルーの世界遺産「神聖都市カラル=スーペ(カラル遺跡)」とは?世界遺産マニアが解説 ペルーの沿岸部に位置するカラル遺跡は、アメリカ大陸でも最古とされる文明の一つで、紀元前3000〜2000年ころに起源があるというほどの都市遺跡。ここは巨大なピラミッドやキープと呼ばれる組み紐も発見されていて、優れた文明を持つ国家であったという証拠を残しています。 ここでは神聖都市カラル=スーペ(カラル遺跡)がなぜ世界遺産なのか、世界遺産マニアが分かりやすく解説。これを読めば、カラル=スーペ について詳しくなること間違なし!

カパック・ニャン アンデスの道(コロンビア、エクアドル、ボリビア、チリ、アルゼンチンと共同)

カパック・ニャン アンデスの道/ペルーの世界遺産
画像素材:shutterstock

カパック・ニャンは、インカの人々によって数百年にも渡って築かれ、北からコロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビア、チリ、アルゼンチンにまたがる3万kmの街道。ここは約6000m級の山々、熱帯雨林、渓谷、砂漠などを通る、世界でも最大規模の道路網でもあります。

カパック・ニャンはインカ帝国の首都であったペルーの都市・クスコの広場から、東西南北に延びる4つの道が主要道路で、インカ道はその主要道路を細かくカバーするようになっていました。

詳細はこちら↓

あわせて読みたい
「カパック・ニャン アンデスの道(インカ道)」とは?世界遺産マニアが解説 カパック・ニャン(インカ道)は、6ヶ国にまたがった道の遺産。これは標高6000m級の山々を中心に3万kmにもなる街道で、これらはインカ帝国の交通を支えていました。273もの構成遺産からなるシリアル・ノミネーション・サイトで、地域住民によって保護されてきたというのも特徴です。 ここではカパック・ニャン アンデスの道がなぜ世界遺産なのか、世界遺産マニアが分かりやすく解説。これを読めば、インカ道について詳しくなること間違なし!

チャンキーヨの天文考古学遺産群

チャンキーヨの天文考古学遺産群/ペルーの世界遺産
画像素材:Ewicho(Wikimedeia Commmons)

ペルー北西部にあるアンカシュ県。カスマ・セチン盆地にある沿岸砂丘の遺跡はチャンキーヨと呼ばれていて、ここには要塞や13基の塔、観測所が残っています。

13基の塔は南北に並べられていて、その両端には観測所があり、1年を通じて太陽がどの塔から昇るかを地平線を観測し、太陽周期から暦を数えていました。これは現在の太陽暦と1〜2日しかずれていなかったというほど正確なものでした。

詳細はこちら↓

あわせて読みたい
ペルーの世界遺産「チャンキーヨの天文考古学遺産群」とは?世界遺産マニアが解説 チャンキーヨはペルーの北西海岸沿いにある沿岸砂丘に築かれた、紀元前3世紀頃建造の遺跡。丘の上に沿って13の塔が並んでおり、ここは天文台として利用されたものとされていて、太陽が塔から昇る位置で正確な日付を計測していたと考えられています。 ここではチャンキーヨの天文考古学遺産群がなぜ世界遺産なのか、世界遺産マニアが分かりやすく解説。これを読めば、チャンキーヨついて詳しくなること間違なし!

世界遺産マニアの結論と感想

ペルーは文化遺産が9件、自然遺産が2件、複合遺産が2件と合計で13件もの世界遺産が登録。マチュピチュやクスコなど、インカ帝国の遺跡が多いイメージもありますが、先史時代の遺跡やスペイン統治時代の旧市街、自然あふれる国立公園など、バラエティ豊かですよ!

※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

世界遺産一筋20年以上!遺跡を求めて世界を縦横無尽で駆け抜ける、生粋の世界遺産マニアです。そんな「世界遺産マニア」が運営するこちらのサイトは1100以上もある遺産の徹底紹介からおもしろネタまで語り尽くすサイト。世界遺産検定一級取得済。

目次
閉じる