ベトナムの絶景というと、ハロン湾やチャンアンのイメージがありますね。ベトナムの遺産は美しくはあるのですが、その中でも「絶景」が満喫できる遺産はどんなものでしょうか?
ここでは、絶景が楽しめるベトナムの世界遺産を世界遺産マニアが一覧にして分かりやすく解説。それぞれの遺産を簡潔に解説していきましょう。
ハロン湾=カットバー群島
首都ハノイから東へ約165km。ベトナム北東部のクアンニン省のハロン市の南側に広がる海がハロン湾です。登録されているエリアは約1500平方kmと広大。ここには1600以上の島々が点在しており、ほとんどが無人島。
ハロンとは「空飛ぶ龍が降り立った場所」という意味で、石灰岩が風化して形成された、奇妙な形の島々が並ぶという風景はベトナムが誇る景勝地です。2023年にはハロン湾の西に浮かぶ、大小367の島々で構成されるカットバー群島も追加で登録。
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古都ホイアン
ホイアンは、ベトナムの中央部・クアンナム省にあり、トゥボン川の河口近くにある港町。15世紀から19世紀にかけて、ホイアンは東南アジアや東アジアの国々、そして世界各国と広く貿易を行っていました。
町は1100以上ものの木造りの建物で構成されていて、どれも保存状態が良好。今はランタンで有名なこの町は、アジア各地の文化を取り入れながら発展し、カラフルでユニークな町並みを作り出しています。
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チャンアンの景観関連遺産
ベトナムの首都ハノイから南に位置するニンビン省のチャンアン。エリアとしては、古都ホアルー、チャンアン=タムコック=ビックドン景勝地、ホアルー特殊用途林の3つで構成。石灰岩が形成した地形から水田地帯まで登録されています。
チャンアンは紅河デルタ地域の南側に位置し、石灰岩のカルスト地形となっています。ここは3万年以上にも渡って人々が気候や環境に対応しながらも暮らし続ける場所。
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フォンニャ=ケバン国立公園
クアンビン省のボーチャック県からミンホア県にまたがるという、850平方kmを越える広大な国立公園で、ラオスとも国境で接しています。ここは約4億年前の古代から存在する、アジアで最も古い主要なカルスト地形。
熱帯雨林で囲まれた公園の地下には、多数の地下洞窟や地下河川などが見られ、特にフォン・ニャ洞窟は長さ44.5kmを越えるベトナム最大の洞窟でもあります。
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世界遺産マニアの結論と感想
ベトナムの世界遺産はどれも貴重な遺産ばかりですが、その中でも世界でも滅多に見られない絶景をピックアップ。しかし、これはほんの一部…。まだまだ絶景は続くので、ぜひ自分のお気に入りの遺産を探してみてくださいね!
※こちらの内容は、世界遺産マニアの調査によって導き出した考察です。データに関しては媒体によって解釈が異なるので、その点はご了承下さい。